アップルが米国小売業界の売上成長の1/5を占める勢い?!

こないだ、「ニューヨークで一番人気の写真スポット」としてご紹介した5番街のアップル・ストア（Apple Store）。オープンしたのは2006年ですが、早くもお化粧直し工事中。ガラスでできた印象的な店舗外観が白い外壁に覆われて、大きな角砂糖みたいになってます。でも、今まで通り、このお店、24時間営業中。

話題の新製品（iPod、iPhone、iPadなど）を続々と投入し、驚愕の成長を続けるアップルですが、先日発表された2011年第1四半期（1～3月期）の米国内売上額が、なんと、米国小売業界全体の売上成長（sales growth）の1/5を占めるってことで、改めて話題になってます。

7/12付けのUSA Todayによると、2011年第1四半期のアップルの売上げは、前年同期比80％増となる46億ドル（1ドル＝80円換算で3,680億円）。

しかも、アップル・ストアでの売上げが特に伸びてまして、前年同期比90％増の32億ドル。何でもインターネットで買える時代に、店舗売上げがこんなに伸びるなんて、なぜ・・・?!　その疑問については、先月、「アメリカで急成長中の小売店、アップル・ストアから未来を描こう!!!」で詳しく書いてみましたが、2010年の雑誌フォーブスによる「全米小売店の売上げ成長率トップ10ランキング」で1位となったアップル（過去3年間の成長率は89％）は、まだまだ引き続きというか、さらに勢いが増してる感じです。

そんな背景から、マイクロソフトも、自社直営店舗（Microsoft Store）を増やすんだとか。7/13付のTech Crunchによると、今後3年間に75店舗追加オープンとのこと。ちなみに、過去2年間で11店舗しか出してませんので、急増ですね。

今のところニューヨークには、マイクロソフト・ストアはないんですけど（一方、アップルストアは4店舗もあります）、今年中にニューヨークにもオープンするとの噂もちらほら。マイクロソフト・ストアの公式サイトを見ると、クラスやイベント、コミュニティとか、かなりアップルストアに近いイメージ。ニューヨークの人たちはオリジナリティが好きですから、何か独自のものを持ってこないと逆にネガティブ・マーケティングになっちゃう可能性もあると思いますけどねー。さぁ、どうなるのでしょう。
クラスやイベント、コミュニティとか、かなりアップルストアに近いイメージ
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FAOシュワルツで子どもにおもちゃを買った後に、アップルストアによるお父さんが増えそうな気がします。ここから数ブロック歩くとディズニーストアもありますし、セントラルパークもすぐ近くなので親子連れにはもってこいかもしれません。

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