
同性婚が合法化された話題に続きまして、「自由」を感じさせるニューヨークらしい話題を1つ。写真はタイムズ・スクエアから。なぜか、あまり日本のメディアでは報じられてないようですが、毎年6月から7月くらいになると、ニューヨークの街角では、民主化運動を支援する在米中国人の方々を見かけます。

「中国共産党はナチスと同じだ」というメッセージ。そして皆さん、おそろいのTシャツ。胸元には、1989年6月4日の天安門事件の際、たった一人で戦車の行く手をさえぎる男性の写真。
当時、この写真は世界中から大きな注目を集め、歴史に残る写真の1つになりましが、今ではYouTubeに何本もの関連動画がありまして、いつでも、どこからでも・・・、あ、えーと、自由主義国なら世界のどこの国からでも、無料で視聴できます。
なお、「自由」のためにたった一人で戦車に立ち向かったこの男性は、今では「無名の反逆者」(the Unknown Rebel)と呼ばれてまして、民主化運動を支援する方々のヒーローとして語り継がれているようです。

以前、ユニオン・スクエアで見かけたミシガン州出身の方々の集会風景をお伝えしましたが、ニューヨークでは、「自由」や「民主主義」の意味を考えさせられる場面に頻繁に遭遇します。これも文化の違いの1つでしょう。こういう部分は日本とかなりノリが違うことも多いので最初はリアクションに戸惑いますが、少しずつ見慣れてくると、日本で当たり前だと思ってたことがそうじゃなかったとか、気づかされることも多く、本当にいろいろ勉強になります。
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