

今年は「社会のあり方」を改めて考えさせられる年かもしれません。州議会上院で歴史的な法案が可決し、ニューヨーク州での同性婚が合法化へ。アメリカで同性婚が合法化された6番目、そして最大の州となりました。これで同性愛者の方々にも結婚の権利(=人権ですよね)が認められることになって良かったと思います。

「同性婚」と言うと、日本の皆さんはピンとこないかもしれませんが、実は、アメリカでもこうした動きは最新の社会現象となってます。
全米を対象にした
世論調査を見ると、2000年代半ばくらいまで反対派が大多数、賛成派は少数でずっと推移してたのがよく分かります(上のグラフ参照)。それが、ここ数年で状況が急変し、昨年は史上初めて賛成派が反対派を上回りました。
宗教上の理由から、同性婚を認めないキリスト教徒の多いアメリカで、この社会変化・・・。何が起こってるんでしょう? とにかく、こうした変化を背景に、今回のニューヨーク州の同性婚の合法化も、『極めて慎重に』進められてきたっぽいです。『極めて慎重に』ってのは、ニューヨークの場合、もっと早くてもぜんぜん不思議じゃない気がするからです。
ご存知の方も多いと重いますが、ニューヨークを中心とした都市部(メトロポリタン・エリア)は、同性愛者の方々が住む全米ナンバーワンのエリアで、
2006年の調査でその人数は60万人ほどに達してます。ニューヨークには、全米、全世界から異なる文化を持つ人々が集ってまして、日頃から、いろんな意味での「自由」があるため、同性愛者の方々にとっても暮らしやすいということなのでしょう。

また、ニューヨークには、ファッション、アート、ダンス、演劇など、男女両方の感性を理解する同性愛者の方々の優れた才能を発揮できる機会がとても多く、キラキラと輝いた素晴らしい同性愛者の方々をあちこちで見かけます。
だから、差別するとかありえません。同性愛者だろうがなかろうが、その人の才能や人間性を見てサポートしたり、深い敬意をもって接する方々が、ニューヨークでは大多数です。
そもそもこれは、ニューヨーカーが持つ異文化に対する基本的な姿勢(=多様性を尊重する姿勢)という感じかも? まぁ、いろんな人がいるので、ニューヨークにもそれ分かんないっていう人もいると思いますが、社会的にちゃんとしてる人ほどこの辺りのことはよく理解してまして、ニューヨークならではの街の活気につながってると思います。
世代別ゲイ、レズビアンの方々の人気の旅先もニューヨーク
レインボーフラッグは同性愛者をサポートしているという意味
かつて同性愛者の方々が立ち上がった場所
チェルシーあたりのお店のショーウィンドウ
LOVEだらけ
可愛い
こんなロゴも
レインボーフラッグいっぱい※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」