先月、アメリカから提供されていたロボットがついに福島原発で始動しました!!! 世界屈指のロボット先進国として知られている日本ですが、なぜか一番ロボットが必要そうな原発での作業に適したロボットはなかったみたい??? そこで今回、日本の危機を救うためにやってきたのが、「PackBot 510」と「710 Warrior」っていうロボット。どちらもロボット製造ベンチャー企業のiRobot社製。
iRobot社は1990年に、Colin AngleさんほかMITのロボット研究者さん(roboticists)たちが、実用的なロボットを製品化しようってことで、新しく設立した会社。
世界的なヒット商品になっている、放っておいても自動的に掃除してくれる掃除機、Roomba(床用、プール用などなど)が有名なので、iRobotって聞くとRoombaをイメージする方も多いと思いますけれど、家庭用ロボットの他に軍用ロボットも製造してるんですね。
実はちょうど先週も、爆発物処理ロボットの共同開発で米国海軍との契約締結が発表され、iRobot社の
株価は急上昇(14%UP)してましたし、「米軍がアフガニスタンなどの紛争地で爆発物探知などの任務に軍用ロボットを導入・・・」というニュースに出てくるロボットは、主にiRobot社のものだったりするようです。以下、今回、出動したロボット情報をご参考まで。
PackBot 510710 Warrior
〔ご参考〕
www.irobot.com:公式サイト
このロボットくんたちは、放射線量が非常に高くて誰も近寄ることができなかった3号機建屋に投入されてるそうです。本当に助かります。iRobot社のロボットをどんどん開発していくと、スターウォーズに出てきたR2-D2みたいなロボットができそうですね。
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