たぶん、日本のメディアではほとんど話題になってないと思いますが、「日本に、対北朝鮮、対中国の諜報機関(アメリカのCIAやイギリスのMI6みたいなやつ)を作ろうって計画が密かに進行中」って内容の外交機密文書を、あのWikileaksがオーストラリアの新聞社に伝え、海外メディアがチラホラと記事に・・・。
で、今週、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のホームページにこんな記事が掲載されました。タイトルは、”
Japan’s Spy Agency, Taiwan Animation-Style”(日本のスパイ組織、台湾のアニメ・スタイル)。
このニュースを台湾にあるNext Media Animation社がアニメのニュースにしたっていうんですよ。
Next Media Animation社は、中国語と英語の2ヶ国語のアニメ・ニュースを制作し、世界に向けて発信してるんですけど、特に欧米文化に対する辛らつで、悪意のある皮肉で有名。
実は、親会社(Next Media)が香港の会社なので、中国政府の情報操作の一環じゃないの?って指摘も。だから、日本に諜報機関作るなんてニュース、相当こっぴどく皮肉られてるんじゃないの・・・って思ってチェックしてみたら、あれ?あら?逆に、なんだか親日的???
まぁ、日本人としては嬉しいんですけど、でも、コレ作った人、大丈夫なのかちょっと心配。むしろ反共産党政権ってニュアンスの方が強い印象かも。だって、こんな感じなんですよ・・・。以下、写真のキャプションは主にアニメ・ニュースのシーン説明とナレーションです。最後にアニメ・ニュースのYoutubeビデオもつけときます。
ナレーション『日本に中国と北朝鮮をスパイする諜報機関ができます』忍者?厳しい訓練を受けて・・・某国のリーダーの寝室へ進入寝顔を写真撮影日本の本部で写真見て爆笑日本の歌番組見て踊ってる某国のリーダーをビデオ撮影ナレーション『日本には既にたくさんの政治、経済スパイが某国から来てやりたい放題なので・・・・・・ただ追いつこうってだけのことでしょう』
これがそのアニメ・ニュース(英語版)
〔ご参考〕
・
www.nma.tv:Next Media Animation公式サイト
中国語と英語しかないので、このアニメ・ニュースを見てる日本人とか、たぶん、ほとんどいないと思うんですけど、いったいどうしちゃったのでしょう。台湾の方はそれだけ親日的ってこと?で、またこのアニメをウォール・ストリート・ジャーナルが紹介してるってのが、なんだか興味深いです。
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