「
実在の人物をコミック本のヒーロー・キャラクターにします」っていう、ちょっと変わったバレンタインのプレゼント?をグルーポン系のサイトで発見。Copious Productionsっていう出版社の商品で、その公式サイトでは定価200ドルが、期間限定で99ドルになってるんだとか。大人をターゲットとしたコミック本のアイデア商品。
HSBCの異文化発見ポスターで、「
アメリカの子どもより日本の大人の方が漫画を読んでる・・・」なんてのがありましたが、アメリカの大人にもコミック文化は結構定着してるのかも?
特に、昔からスパイダーマンなどのスーパー・ヒーロー達が何人も住んでるニューヨーク(笑)ではそんな印象が強め。
実際、
コミック本専門店に行くと大人の方が多いですし、ニューヨーク市の雇用対策の一環として職業訓練&斡旋情報をブルーンバーグ市長も登場する
スパイダーマンのコミック本にしたり、
環境問題対策でコミック本を出したり、他にもお堅いはずのお役所が率先して類似のコミック本を出す例はいくつもあることから、ニューヨークでは漫画は幅広い世代の方々に相当受け入れられてると推察されます。
何かそれを数値的に確認できるデータとかないかな?と探してみたのですが、残念ながら見当たりません。
代わりに、日本のこんなデータ見つけました。今週2月9日に放送されたNHKクローズアップ現代の「
漫画“ワンピース” メガヒットの秘密」より。
漫画ワンピース購買層の9割が大人、なのだとか。すごい。
最新刊の初版340万部(過去最多)を購買層の世代別比率で計算して見てみると、1~18歳は40.8万部。この世代の40万部だけでも大ヒットですが、19~29歳で146.2万部、30~49歳も108.8万部、さらに、50歳以上でも44.2万部・・・。見事にどの世代でも大きな支持を得ていて、それがメガヒットの秘密のようです。
もし、ワンピースの感動シーンに実在の人物(自分や友達とか)が登場できるサービスとかあったらものすごく売れるでしょうね。漫画上のサービスだから仕組みを作ればコストも限定されるでしょうし、ワンピースじゃなくても、日本だったら、実在の人物が登場するアイデアでいろいろおもしろいことできそうな気がします。
ヒーロー本に登場するパターン実際の生活がコミック本になるパターンも〔ご参考〕
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www.copiousproductions.com:出版社の公式サイト
漫画先進国で作品の競争の激しい日本では、良質な漫画が育まれやすいと思います。ワンピースが幅広い世代に支持される理由として、「ストーリー内容(あと、台詞とか)」がよく挙げられてますが、そういうことなら、漫画途上国の海外の国々の大人にも支持されて、今後、さらにとてつもなく売れる可能性だって十分ある気がします。なので、今後いっそう、日本の漫画やアニメのブランディング、マーケティングは重要でしょう。日本政府が今検討してるクールジャパン・プロジェクトに期待です。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」