速報です。ロシアの新聞、プラウダ(Pravda)が12月22日付の記事で「3つの巨大宇宙船が地球に接近中!2012年12月に到着する恐れアリ」という世紀の大誤報を掲載しました。でも、そんな宇宙船は地球に向かってないのでご安心ください。
元ネタは9ヶ月以上前からある米国のジョーク(いわゆるネタ)で、
SETI (Search for Extra-Terrestrial Intelligence)のプログラム終了にあわせて、誰かがSETIの発表だとデマを流し、プラウダの記者がそれを事実と間違えたみたいです。
www.sky-map.org/に、19 25 12 -89 46 03、16 19 35 -88 43 10、02 26 39 -89 43 13、等の座標値を入れると確かに、不思議な物体が見れますが、12/27に
専門家がブログでこれはイメージ・デフェクト(いわゆるノイズ)と答えています。
また、
sky-mapの公式ブログでも、「SETIの終了と宇宙船のジョークを結びつけたデマだね」と見解を述べています。しかも、なんと12/4の時点で・・・。ってことは、12/22にこの記事を掲載したプラウダの記者はどこで裏取りしたのでしょう? これ、ひょっとすると英語をちゃんと読めなくて、ロシア語の別ソースで信じこんでしまったのかもしれません。やっぱり、一次ソースの確認って大事です。
まぁ、そのへんしっかりしてる人の多い日本人は大丈夫だと思いますけれど、あのプラウダ(=旧ソビエト連邦共産党機関紙で最盛期には千万部を超え世界一の発行部数でした)の記者がつられるくらいですので、以上、念のため速報まで。
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