ニューヨークで生まれた果汁と炭酸水をブレンドしたドリンク、フィズィー・リズィー(Fizzy Lizzy)。1996年、旅行中にクーラーボックス内のグレープフルーツ・ジュースと炭酸水が混ざって、それが美味しかったってことから、Elizabeth Marlinさんが起業して商品化したもの(当時34歳くらい?)。Marlinさん、それ以前はエイズ研究の広報部門で働いてたんだとか?!
もちろん、飲料メーカーとしてゼロからのスタート。でも、レトロなガラスのボトルや、砂糖をまったく加えていない果汁と炭酸水のバランスの取れた味などが評判を得て、近所のお店などから少しずつ売り上げアップ。
2003年から2004年に売り上げが倍増し、地元ではすっかり定着。今ではニューヨーク以外でも販売してるお店があるそうです。
健康志向の強いニューヨークでは類似のドリンクもいろいろ出てますが、ニューヨーク・タイムズもFood面の
記事に取り上げ、「期待する素材の味を一番うまく引き出してる」と、このジャンルのドリンクでナンバーワンのお墨付き。お値段は1本2ドル。今ではいろんな味が出てますが、一番最初に作られたクランベリー、グレープフルーツ、オレンジ、パイナップルの4種類が定番みたい。本当に素朴で自然な味わいになってまして、一口、二口、何回か飲んでいくと、じわじわ、「あ、これ結構美味しいじゃん」って言いたくなってくる、そんな感じです。
レトロな感じのボトル入りパイナップル飲んでみました
〔ご参考〕
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www.fizzylizzy.com:公式サイト
最初は、近所のお店に自分で作ったFizzy Lizzy持って行って、取引先を広げたんだそうです。「あ、おいしいじゃん、置いてあげるよ」ってノリで販路を開拓したんだとか。だから、この日のテーブルの上にも、近所で取り扱ってるカフェやスーパーなどのお店のリストが手書きで書いてあったりして、まさにベンチャー企業って感じです。
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