

ニューヨークには、パブリック・アートもいっぱい。先日ご紹介した
デューク・エリントンさんとグランドピアノの像のように主に鑑賞向きなものもあれば、
不思議の国のアリス像や
キティちゃんたちのブロンド像みたいに、よじ登ったり、座ったりして、一緒に遊べるアート作品もあります。今日ご紹介するのも、触ったり、座ったり、一緒に写真撮ったりして遊べるユニークなアート作品。

ユニオン・スクエアの中央にある芝生広場で、今年5月末から10月3日まで展示されているミランダ・ジュライ(
Miranda July)さんによる
"Eleven Heavy Things"(11の重いモノ)。
その名の通り、11個の様々な形をした重いモノ、なんですけど、ただ重いモノってわけじゃありません。それぞれのストーリーというか、ドラマティックなシチュエーションが感じられて、ちょっとハッピーな気分になる感じ。ミランダさんのプロフィール見たら、フィルムメーカー兼、アーティスト兼、ライターですって。それで、言葉や文章が書かれている作品が多いとか、普通のアート作品とはちょっと違った発想を感じるのですね。
「私たちはお互いに知らない者同士だけど、写真を撮るために抱き合ってます。撮りおわったらすぐに立ち去りますよ。もうほとんどおわりです。」
左から「やましい人、よりやましい人、最もやましい人」
「この子は私の小さな娘です。彼女は勇敢で、賢くて、面白いですよ。私が抱えてるような問題はまった彼女にはふりかからないでしょう。 彼女の心は決して折れません。決して侮辱されることもありません。自信を無くして夢を諦めることもないでしょう。」
「本気のときはこんな顔です」
「この穴は、私が指を入れる最初の穴でもないし、これが最後の穴でもないのだ」
〔ご参考〕
・
http://mirandajuly.com/
:ミランダさんの公式サイト
このユニオン・スクエアは、毎週月、水、金、土曜日に開催されるニューヨーク最大の青空市場の会場としても人気です。ここ数年、少しずつ再開発が進行中で、チビッ子たちの遊べるプレイグランドが新しくなったほか、今年からこんな感じのパブリック・アートも登場するようになりました。これからどんな作品が出てくるのか楽しみですね。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」