日本のニュースで、
『文化産業を21世紀のリーディング産業に』って話題を発見!ついに日本政府の成長戦略が登場?!
しかも、文化産業ですよっ!!! 本当に?! うちのブログでは、日頃からニューヨークの街角で見かける日本文化への評価や、人気ぶりについて、いろんな事例を取り上げてますが、日本でいったい何が起こってるんでしょう?
とりあえず調べてみると、どうやら昨日、「産業構造審議会産業競争力部会」ってのがあって、文化産業(ファッション、食料品、農業品、観光、アニメ等)の育成&推進が議題だったみたい?
この「部会」は、日本産業の今後の在り方を示す「産業構造ビジョン(仮称)」を策定するために、経済産業省(以下、経産省)が新設したもので、
「今日の日本の産業の行き詰まりや深刻さ」を踏まえ、今後、「日本は何で稼ぎ、雇用していくのか」について民間代表の方々が審議する場なのだそうです。
文化産業だけじゃなくて、環境、医療、地域振興、エネルギーなどいろいろなテーマがあるのだとか(左図、審議スケジュール参照)。
うーむ・・・。ムズカシイ話はおいといて、経産省の公式サイトから会合で配布された資料をダウンロードして見てみましょうか。
資料4「文化産業」大国に向けて、ってやつです。これがかーなり興味深いっていうか、すごい。何がすごいって、まず、ページが50ページもある(笑)。
1回のブログ記事で紹介しきれません。サマリーにしようか悩みましたが、今回は
『日本の将来に向けた成長戦略』で、しかも、日本人なら誰でも関係ある「日本文化」のお話ですので(海外在住者には特に関係が深いかも?)、2回に分けていつもの記事の間にシリーズでご紹介したいと思います。
また、マクロなデータに反映されにくかったり見過ごされがちな、
海外の現場情報(ニューヨークの街角で感じられる日本文化への評価や人気ぶりとか)も、あわせてご紹介できたらなと思います。
たぶん、ニューヨークのこの手の話題の記事なら、日本語サイトの中でうちのブログが一番多いかもしれませんし、祖国のために協力できることがあれば是非!という感じです。
さて、それではまず、今回は表紙、目次、そして、第1章「検討のねらい」の9項目について、です。以下、ちょっと長いですけど、見てまいりましょー! (※補足:以下の画像はクリックすると大きくなるように設定してみました)
「文化産業は、すべての日本の産業の海外展開の大きな力になる・・・」
まったくそのとおりだと思います。
付加価値を高めようとしたら、ますますそうでしょう。
もっと言うと、日本文化が普及することで、
日本人や日本に対する信頼も高まっていくので、
経済面だけでなく外交面にも効用があると思います。
かなり幅広いですが、それでいいと思います
この調査、どうやってやったのか気になります
それは、当然そうでしょう
以前から韓国は国家予算で文化産業を支援してますよねー
アジアのトレンド・センターって上海、香港なんですね
で、すでに韓国の方がイメージいいんですか?これ本当??
文化産業はすべての産業に影響を及ぼすでしょうね・・・
文化がないところに経済は栄えないって話も昔からありますし
なんで今までやってないのか不思議
成長力の高いアジアにこだわってますが、
もちろんアメリカでも日本文化への評価、人気は高く、
特にマンガはアメリカを征服したことになってますし、
食文化も日本食のおかげで日本人が神様扱いされてたりします。
なお、ちなみにアメリカは2007年に生まれた子どもの数が米国史上最多を記録し、
これまで最多だった1950年代のベビーブーマー(日本の団塊の世代と同じ)を
上回ってしまうほどの勢いで、今後も内需は拡大するでしょう
官民一体となったビジネス・モデルって何だろう?
っていうか、単純にもっと人材を育成してはいかがでしょう?
これもつまり、海外で活躍する日本人がもっと必要ということでは?
アメリカで歴史的大ヒットしたパフィーのアニメも、残念ながら日本人ではなく、
米国のカトゥーンネットワークが仕掛けたものでした。
これまでの政府の執行における課題↓
「支援イベント」にとどまり、その先につながっていない
なので、これからは↓
国を挙げて戦略を推進できる体制の整備と、必要な政策の実行!
さぁ、どうなるんでしょう?
とりあえず毎年AKB48をニューヨーク・アニメ・フェスティバルへ派遣するとか?
続きはまた後日・・・
〔ご参考情報〕
・
文化産業を21世紀のリーディング産業に!の続編
・
産業競争力部会 - 概要:経産省公式サイト
いろいろと思うところはありますが、日本の文化産業を育成&推進していく方向で政府が動き出すことは、とても良いことじゃないかと思います。「文化のパワー」は想像以上に大きいです。いわゆるブランド品はすべてある種の「文化」なわけですし、オセロで例えるなら角をとるみたいな感じ?対象が「文化」なだけありまして、ビジネスに限らず多面的に、世界中に住むすべての日本人に良い影響が出るような気がします。
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