ユダヤ教のお祭りの１つ、パスオーバー（Passover）直前のニューヨーク。移民時代からユダヤ人の方々が定住し、今も昔の面影の色濃く残る
ロウアー・イースト・サイドで、この時期、一際にぎわってるこんなお店を発見しました。お店の名前は、Streit's（ストレイツ）。1925年から続いてる超老舗のお店です。
創業者は、1890年に移民としてニューヨークに来たAron Streit（アロン・ストレイト）さん。Matzo（マッツァー）という、パスオーバーの時に食べるユダヤの伝統的な食べ物の工場をオープンしたのは、100年近く前の1916年！
パートナーや息子さんと1925年に増築した近代的なベーカリーが、現在も残るこのお店なんですって。場所は、Rivington St. とSufforlk St.の交差点北東コーナー。今も店内で工場の様子を見学できるようになってます。
いわゆるファミリー・ビジネスですが、その後、"Streit's"ブランドの食品メーカーとして事業は大きく発展し、隣接する3つのビルを食品工場や事務所として所有。今はここで作ってるものは限られてますが、"Streit's"ブランドで流通してる商品も含めるとかなりの数があるんですよ。「あ、そういえばスーパーで見たことある！」なんて方も多いかも？せっかくなので、今回は定番のマッツァー・ボールのスープ、ポテト・パンケーキ、パスオーバー用のマッツァー、それとポテトチップなど買ってみました。
商品パッケージの裏面でも歴史が語られてます
パスオーバー用のマッツァー
"Streit's"ブランドの食品がずらり
ポテトパンケーキのもと、安くて美味しくてオススメ
今日のおみやげ〔ご参考〕
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http://www.streitsmatzos.com/:公式サイト
Add: 148-154 Rivington Street New York, NY 10002
Phone: 212-475-7000
このお店、いろいろ売ってて面白いんですけど、あまり日本人には知られてないみたいですね。ユダヤ人（Jewish）の方々は教育熱心だったり、勤勉だったり、日本人と価値観が似てますし、特にニューヨークではお友達がJewishという方も多いんじゃないかと思います。彼らの歴史や文化をStreit'sで体感してみてはいかがでしょう？
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