ニューヨークのクリスマスから、今日はホリデーウィンドウをご紹介しましょー。ホリデー・ウィンドウとは、デパートのショーウィンドウに登場するスペシャル・デコレーションのこと。大きなデパートの多いニューヨークでは、ウィンドウ公開日にイベントが開催され、家族連れの長い行列ができるほど。
特に有名なのがMacy'sとここサックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)のウィンドウ。サックスでは、ここ6年ほど子供向け絵本をテーマにしたデコレーションを続けてまして、今年は"Twinkle, Twinkle Little Flake"というお話。
大きなウィンドウの1つ、1つが絵本のストーリーになっていて、子どもの声で絵本の読み聞かせが流れ、いくつかのキー・フレーズはどーんとウィンドウに書かれてます。
しかも、これも毎年恒例なんですけど、そのメッセージがなかなか深くて大人が見てもジーンと感動する内容だったりします。例えば、今年のストーリーのはじまりには(一番上の写真です)、"No two snowflakes fall in exactly the same way."(まったく同じように降下する雪の結晶はありません)なんてフレーズが・・・。うーむ。
以前ご紹介した、
Snowpeopleだった時のサックスのウィンドウも、メインテーマは"the importance of being who you are"(あなたであることの重要性)でした。どうやら、多様性の街と呼ばれるニューヨークにある超老舗デパートらしく、一人ひとりのユニークな個性や人生についてのお話が多いっていうのも、ここのホリデーウィンドウの特徴のようです。
大人も考えさせられるメッセージがいろいろ雪の結晶は日本にも主役のTwinkleホリデー・ウィンドウ中にホリデー・ウィンドウ登場赤ちゃんのまつげに降りた雪は、赤ちゃんの瞳の輝きになりましたとさ・・・
他にもいろいろなホリデー・ウィンドウが登場してますが、個人的にはこのサックスの子供の絵本シリーズが大人が見てもジーンとするというか、一番面白いと思います。あと、今年もこの絵本やその他関連グッズの売り上げの一部は小児病院への寄付金となります。
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