

ニューヨークの「芸術の秋」を彩る様々なアート・イベント。個性溢れる楽しいアートもあれば、胸にじーんと響くディープなメッセージが込められたアートもあって、刺激いーっぱい。それまで見えなかった何かに気づかされたり、新しいアイデアや勇気がわいてきたり、アートの力って本当に不思議ですよね。

今日お届けする"
THE DROP: URBAN ART INFILL"は、ボランティア運営による、『環境』をメインのテーマとしたパブリック参加型のアート・イベント。先週末スタートして、2週間の予定で只今チェルシーにて開催中。これは面白そう!ってことで早速初日に行ってきました。
メイン・イベントの展覧会、『2012+』の会場は、チェルシーのギャラリー(531 W 25th Streetの4階)。入場無料です(会場でワインなど販売してまして、売り上げが運営資金へ寄付されます)。

さすがに『環境』をメイン・テーマとしたアート・イベントだけありまして、うーむと思わず立ち止まって考えさせられる作品も。でも、だからと言って重過ぎる印象の作品はなく、全体的に明るい未来志向の雰囲気に仕上がっているのが素晴らしいです。また、このイベントには、Ono Yokoさんや、Sakamoto Ryuichiさんなどの作品も展示されてるので、日本人の方々は共感できるものが多いかも。
また、パブリック参加型だけありまして、このギャラリーのすぐ近くには、いろんなアート作品の制作を体験できるオープン・スタジオも登場。大人も子どももアート制作に参加できるようになってます。しかも、そのオープン・スタジオは、今年からオープンしたあの
空中公園、ハイライン(The High Line)の高架下スペース。これがまた自由な雰囲気で良いです。
ニューヨークのいろんな場所の音が流れるアート
床の映像が人の動きで変わるインタラクティブ・アート
言葉のアート?
いろんな作品があちこちに
坂本隆一さんのサウンド・インスタレーション、Glacier
本物のモミジの木がありまして・・・
よく見たら、Ono Yokoさんの作品でした
「これなんだろう?」って感じで作品を見つめるチビッ子〔ご参考情報〕
・
thedropnyc.org:公式サイト
<ギャラリーの住所と開場時間>
Add: 531 W 25th Street (4th FL.)
Hours: Thu + Fri: 3pm – 8pm/ Sat, Sun, Tue, Wed: 3pm – 6pm
Through Oct. 17, 2009
全体的にボランティア運営とは思えない素晴らしいセンスを感じます。『環境』をテーマにしていながら展示作品は重くなり過ぎず、また、パブリック参加型になってるので見るだけじゃなくて一緒に楽しめるっていうのも素敵。アート好きな方にはもちろんアートに詳しくない方にもオススメです。
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