

"Communication"(コミュニケーション)、日本語で言うと「意思伝達」。とても重要なことですが、日本では自分の考えを主張したり、効果的に伝えるための「教育」は殆ど行われてません。ネットで衆院選前の党首討論とか見てると、その結果が非常によく分かります。

なんでこうなるのかなぁ・・と思いながらお散歩してたら、街角で興味深いショーウィンドウを発見。場所は、ユニオン・スクエアの近くにあるABC Carpet & Home。世界中から良質な品々(家庭で使ういろんなもの)を取り寄せて販売する老舗の名店です。
ここのショーウィンドウには、メッセージがいっぱい。しかも、商品を販売するための○○セールとか、○○%オフとか、ぜんぜんそういう内容じゃないんですよー。
どんな内容かと言うと、お店のミッション・ステートメント的なもの(The ABC cultureって書いてあります)や、環境問題への呼びかけとか、そんなのばっかし。おまけに、メッセージに適した言葉やフレーズ、あるいは文章のチョイスとか、ちょっとした配置や表現の仕方も印象深くて、自然に心に残ります。ちょっとしたアート作品みたいな感じ。余計に考えさせられますね、うーむ・・・。
「水の大切さ」に関するダライラマ14世の言葉
どーんと「多様性」の一単語
アート作品みたい、このお店の文化を表現
このブログでも過去ちょいちょい取り上げてますが、ニューヨークの街角では、日ごろからメッセージ性の高いポスターや看板などを頻繁に見かけます。ほとんど全ての国民が日本語を話し、日本文化を理解する日本とは違って、相当しっかりとメッセージの送り手がコミュニケーションの仕方について考えてる印象を受けることも少なくありません。著名人のスピーチとかも含めて、こういうコミュニケーションに関するこっちの事例は、いろいろな面からすごく勉強になります。
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