皆さんは、小学校や中学校の運動会とかの時にやったフォークダンスのこととか覚えてますか?異性を意識し出す年頃に男子と女子が手をつないで踊るってことで、妙にドキドキしたり、なんか顔が赤くなっちゃったり(笑)。日頃、男子と女子で喧嘩してても、何度も練習してるうちに不思議と仲良くなったりするんですよね。
アメリカでも子ども達には男女の壁があるそうで、さらに、多様な人種や文化背景を持つ子の多いニューヨークでは、クラスが1つにまとまりにくい・・・。そんな背景からはじまったのが、この公立学校の社交ダンス大会、the Colors of the Rainbowです。
生徒は全員参加。250超のチームが予選大会、決勝大会と、学校やクラスの代表として真剣勝負で競い合い、その過程で、様々な違いを超えてお互いに助け合う喜びや、努力や自信を持つことの大切さを、子ども達は学んでいきます。
子ども達の成長していく様子があまりに素晴らしく感動的だという評判から、この社交ダンス大会を舞台にしたドキュメンタリー映画(Mad Hot Ballroom)まで作られたほど!そんなthe Colors of the Rainbowの8年生(=日本の中学2年生)大会の決勝戦が、土曜日、ダウンタウンのWorld Financial Centerで開催されました。
選び抜かれた8チームが集結!ってことで、いやー、すごいです。衣装がフォーマルな社交ダンス用だったり、大会を勝ち抜いてきた子たちっていうことで、その表情はとても凛々しく、美しく、ぜんぜん中学生に見えない子とかもいます。観客席にいるクラスメートやご家族からは大きな声援と拍手・・・。なんか、すごくいいムード。彼らの成長を見守り続けてきた担任の先生やご両親とか、見てたら泣いちゃうんじゃないかってくらい良いですよ。素晴らしい。
大会名はthe Colors of the Rainbow
みんな輝いてます エキジビションでみんなでダンス
エキジビジョンのビデオ
〔ご参考〕
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Dancing Classrooms :主催団体のプログラム紹介ページ
アメリカには伝統行事として、男子生徒が女子生徒を誘って、ペアでドレスアップして参加するプロム(PROM)っていう高校卒業パーティがあったりするので、一般的にはその時にみんなで社交ダンスとか習うらしいんですけど、今のニューヨークの子たちはもっと早くからこの大会を通じて社交ダンスを習ってたりすのかも?ちょっとしたホーム・パーティとかの余興でも、社交ダンス的なステップをすることがあるので機会があったら習っておくといいかもしれませんね。
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