

季節柄、街角のあちこちで歩道にテーブルを出したり、窓を開いてオープン・カフェやレストランを見かけるようになりました。ニューヨークには歴史のある古いカフェから、超近代的な高層ビルに入ってるカフェまでいろいろ。中には、こんな一風変わったカフェもあります。

カフェなのに、公式HPから印刷したクーポン券を持っていくとコーヒーが無料になったり、会員になるとネット接続も無料、店内の棚には様々な商品もあって、貯蓄や投資のセミナーも無料でやってるそうです。
カフェの名前は、ING Direct Cafe。実はここオランダ系金融機関、ING Groupがやってるカフェなんですよ。2001年にアメリカの主要6都市にオープンしたっていうから結構続いてるんですね。今、ニューヨークには2店舗あります。コーヒーは専門店のものでちゃんとしてるんだとか。
そういえば、銀行や証券会社などの金融機関の店舗って、駅の近くや人通りの多い道沿いなどロケーションが良いところが多いじゃないですか。だから、1階とか店舗の一部をカフェにしちゃう金融機関とか、もっといろいろ出てきても少しも不思議じゃない気がするんですけど、なぜか見かけません。ING Direct Cafeくらい?
いろいろ置いてあります
貯金箱や子ども向けのお金の本とか販売中
一見普通のカフェです〔ご参考情報〕
・
ING Direct Cafe
New York City1
Add: Corner of 58th and Third Avenue
Hours of Operation: Mon - Fri 7AM to 6PM, Sat 9AM to 7PM, Sun 10AM to 6PM.
New York City2
Add: 45 E. 49th Street, between Madison and Park Avenues.
Hours of Operation: Mon - Fri 8AM to 4PM.
規制緩和か何かで金融機関が店内にカフェを出せるようになったのかな?と思ったんですけど、そのあたりの背景について情報が見当たりませんでした。他にやってるところないし、なんでここだけ?あと、子ども向けのお金の本は、お金のはじまりからアメリカの金融制度やATMの仕組み等など、大人が読んでも十分勉強になる、アメリカ文化への理解も深まる内容です。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」