ちょっと前の話になりますが、日系フリーペーパーの「週刊ニューヨーク生活」でこんな記事を見つけました。見出しは、『植木国連広報官が講演』。国連本部があるニューヨークでは、国連関係者の講演会はさほど珍しくありませんが、なんと、その会場がNY補習校で、聴衆は中高生ですって！
祖国を離れアメリカで暮らす日本人、特に多感な子ども達にとって、「国連の活動」や「世界の中の日本」について考えを深める良い機会になったでしょうね。・・・っていうか、国連の活動とか私も知ってるようでよく知らないですし、現役の国連広報官さんのお話って、いろんな意味で興味あります。
そう言えば、アメリカの大学では、教職が本業ではない一般社会人の方々が講義する授業って結構あるんですよ。
例えば、マクロ経済の授業とったらFRB職員の方が先生だったり、マーケティングを企業や広告代理店の実務担当者が教えてたり・・・。専門分野で活躍する現役のプロによる講義は、実務と経験に基づいた考え方とか、教科書に載ってない知識などが自然に身につく感じで、すごく良いんですよー。
この植木国連広報官の講演会も、どっかでまたやってくれないかなー、せっかくニューヨークいるんだから国連についてもっと知っておきたいなー、とか思ってたら、某所でなーんとその植木さんに偶然お会いしてしまいました。お話を伺うと、もう20年以上も国連で働いていらっしゃるんですって。
とても爽やかでフレッシュだから、もっとお若いのかと思ったら実は大先輩（笑）。これも何かのご縁ということで、後日、植木国連広報官のガイドで国連見学ってことになりました。植木さん、素敵過ぎます！一般来訪者でも楽しめる国連本部内の見所スポットもいろいろ教えて頂いたので、後日、その模様をアップしますね。お楽しみにー♪
植木さん、お忙しいのにどうもありがとうございます
ニューヨーク国連本部へ〔ご参考〕
・
United Nations（公式サイト）
最近は日本の学校でも実際に現場で働いている社会人の方々が、専門分野について教えてくれる機会が増えてるそうですね。やっぱり現場のプロのお話って、どんな分野でもすっごく面白いですし、学習意欲が高まる効果もあるので、とっても良いことじゃないかと思います。さて、それにしても植木さん、導かれるように出会ってしまいましたが、これもニューヨークならではですよね。この街では、誰もが一度や二度はこういう「何か意味のある偶然の一致」を体験してる気がします。
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