アース・デー（Earth Day）のストリート・フェア会場で水道事業を管轄してるニューヨーク環境保護局（Department of Environmental Protection）のテントが出てました。テーブルの上には、ステンレス製の大きな給水機が３つ。カップもあって自由に飲めます。
ニューヨーク州のはるか北にはナイアガラの滝やカナダと接する大きな湖もあるので、そういう場所の「美味しい水」を無料で配ってるのかな？と思ったら、これがぜんぜん違うんですよ。
プレートには、『美味しいニューヨーク市の水 - 無料サンプル』。よく見ると、「第一位」（1st Place）の文字も。実は、これ普通のニューヨークの水道水。昨年、ニューヨーク州内に存在する150もの水道システムの水の飲み比べ大会があったんですけど、
なーんとニューヨーク市が第一位だったんです!!!第二位は、五大湖の１つオンタリオ湖の東端にある人口2,398人の小さな郡、Oswego County。つまり、ニューヨーク市の水道水のもともとのお味は、実はお店で売ってるペットボトル入りのスプリングウォーターと比べても殆ど遜色ないって言うんですよー。えぇー!!!って感じ。各家庭やオフィスにある蛇口に届くまでの間に通る水道管の状況で、多少味が落ちるだけなんですって。実際、このお水は、水道の水とは思えないお味で、こっそりスプリング・ウォーター入れてるんじゃないの？とか思ったんですけど、給水機が空になったら本当にすぐ横の水道で補給してるんです。いや、本当に、えぇー!!!って感じですね。
普通に蛇口をひねったら・・・
普通に美味しい水なのー♪〔ご参考〕・
ニューヨーク環境保護局の公式ページ
このテントでは詳しい資料も配ってまして、それによるとニューヨーク市の水道システムは長い歴史を経て、世界屈指の水準になってるんだそうです。日本でも大阪府と大阪市がそれぞれ水道水をペットボトルに入れて販売してたりするようですが、ニューヨーク市の水もこんなに美味しいのならペットボトル入りで販売したらいいのにね。ファーマーズ・マーケットとかにテント出すとかして、"I ♥ NY Water"とか可愛いロゴマークつけたらものすごく売れると思うんですけど。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」
