

ここはニューヨークのSOHO。当然のように様々なストリート・アートを見かけるわけですが、この場所に今から20年以上も前の1986年につくられたストリート・アートがあるってご存知ですか?しかも、壁画とかスタチューじゃなくて、歩道の路面にあるんですよー。

それがこの右の写真。直線っぽいラインと小さな丸が歩道に埋め込まれてます。ベルギー出身のアーティスト、Francoise Scheinさんの作品なんですけど、さて、コレがいったい何だか分かりますか?
答えは地下鉄の路線図。正式名称は、"
Subway Map Floating on a New York Sidewalk"っていうんだそうです。丸の部分は照明になっていて夜になるとライトアップする仕組み。パブリック・アートの世界では歴史の古い有名な作品で、ニューヨークのランドマークの1つとまで評するアート系のガイドブックなんかもあったりします。そんな背景もあって道路工事で歩道を掘りかえしても、ちゃんと修復され今も同じ場所にずっと残ってるんだとか。場所は、110 Greene Street (Prince St.とSpring St.の間)のビルの前の歩道です。
夜はライトアップします
作品の上を平気で歩けるアート
有名なところで「お花の絵」とか、ニューヨークでは歩道の上でもいろんなストリート・アートを見かけますが、20年以上前から残ってるものってなると珍しいんじゃないでしょうか?普通に歩いてたらアート作品だってことに気づかないと思うので、知っておくとSOHOをお散歩する時の楽しみが増えると思います。
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