

日本の感覚からすると、どうしてビジネスが成立するのか不思議なほど、アメリカのテレビにはものすごい数の専門チャンネルが存在します。ニュースのCNN、スポーツのESPN、映画やドラマのHBO、天気予報のWeather Channel、料理や食べ物関連のFood Networkなど等。

チャンネル数が多いだけじゃなくて、ニューヨークにはテレビ局のギャラリーみたいなスペースがショッピングモールの中にあったりします。ここは、コロンバス・サークルにあるタイムワーナー・センターの3階で見つけたカトゥーン・ネットワーク(cartoon network)のギャラリー。
番組に登場するキャラクターのフィギュアやポスター、アニメならではのセル画の原稿などが展示されていて、番組のプロモーション・ビデオも流れてます。

カトゥーン・ネットワークの番組ってよく知らないので、ここに置いてあるキャラクターのすごさがいまいち分からないのですが、多分、子ども達が見たら感動ものなのかも?知ってたのは、スターウォーズのYodaとスーパーマンくらい。念のため、2004年12月にスタートし大ブレークした
パフィーの二人(Ami & Yumi)が主人公のアニメのグッズを一応探してみたんですけど、今回は見当たりませんでした。もう放送してないのかな?
それにしても、「アニメと言えば日本」っていうくらい、アメリカでも日本のアニメの質の高さや素晴らしさは広く認識されてると思うんですけど、なんでその日本でアニメ専用チャンネルとかできないんでしょうね?デジタル化で新しいチャンネルが増えるとかないのでしょうか。
スーパーマン
ポスター
原画
アメリカっぽい絵のタッチが可愛いです
ヨーダのフィギュア〔ご参考〕
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Cartoon Network:公式サイト
日本の地上波のテレビでジブリ作品のアニメ映画を再放送すると、毎回、視聴率がビックリするくらい良いらしいですし、アルプスの少女ハイジとか、ずっと昔のアニメでも今でも(今だからこそ?)見たいっていう需要も結構ありそうです。新しい作品を制作するコストも専門チャンネルがあった方が何かと効率良くなりそうな気がするんですけど。いろんな専門チャンネルの中でも、日本の場合、アニメは世界マーケットへすぐに展開できる可能性もあるわけで、アメリカの日本アニメ人気を見てるとなんでやらないのか不思議で仕方ないのですが、やっぱり放送法とかいろいろ規制があったりするんでしょうかね。ビジネス面だけじゃなくて、文化を育み伝えるって意義からも、もったいないなと思います。
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