「2008年初旬、北エチオピア、アバネアにある1,400名もの子ども達が通う学校。この学校には飲み水がありません。多くの生徒が顔や体を洗えるのは月に1度ほどで、清潔な水がないために病気になる子もいます。」
ニューヨークでは毎年恒例となりました、
3月22日はワールド・ウォーター・デー 。
自然史博物館 での特別展ほか、市内各所で様々なイベントや募金活動が展開中。上の写真は、
チェルシー・マーケット 内に登場したアフリカの子ども達の写真展。写真には説明文も添えられています。
途上国に生まれてくる子ども達。飲み水にすら苦労する、そんな環境で見せる輝く笑顔・・・。彼らは何のために生きようと思うのでしょう。その一方で、物質的に満たされた先進国で暮らす私たち。清潔な水がなくて病気になる人なんてまずいません。いろいろ考えさせられます。
あと、ニューヨークが発祥地となった大規模な募金プロジェクト、タップ・ウォーター・プロジェクト(Tap Water Project)は今年ももちろん実施されます。今年で3年目ということで、日本でも少しずつ知られるようになってたみたいですね。主催者はユニセフ。レストランやカフェなどで通常無料の水1杯につき1ドル募金しようというもので、著名人や大手広告代理店などまで多数ボランティアで協力し、ユニセフ史上最も大きなプロジェクトの1つなのだそうです。
ニューヨーク中の有名レストランやカフェが参加 コップ1杯のお水に・・・ たった1ドルの募金 途上国の子ども1人の40日分の安全な飲み水になる 多くの大手広告代理店も無償協力 エンパイアステイトビルも水色にライトアップ ニューヨークの学校で水汲み&水運び体験も
〔ご参考情報〕
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World Water Day
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Tap Project
〔過去ログ〕
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ワールド・ウォーター・デー(World Water Day) 2008 〔2008-03-15〕
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ワールド・ウォーター・デー 〔2007-03-23〕
ニューヨークでは、年々、ワールド・ウォーター・デー関連イベントが増加中。Tap Waterとは別の募金プロジェクトも見かけるようになりました。また、ニューヨークの中高生たちがセントラルパークの池で水汲みを体験するなど学校の授業か何かでやるようになったみたいで、困難な状況にある人々を救うという目的に加えて、自分達が今どれほど恵まれてるかとか、将来への可能性や生きていく意味を考える機会にもなってる感じです。
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