LOVE(愛)のシンボルに包まれたバレンタインのニューヨーク・タイムズ・スクエア。その中央部でこんな巨大ビルボード2枚を見つけました。まず目をひくのは"WAR IS OVER IF YOU WANT IT"。そして、すぐ横には24ヶ国語で書かれた"IMAGINE PEACE"(平和な世界を想像してごらん)のメッセージ・・・。
おそらく今年に入ってから、イスラエルのガザ地区侵攻への抗議として出されたものじゃないかと思います。
ボードの下には小さな文字で、それぞれ"Love and peace from John & Yoko"、"love, yoko"。そうです。この巨大ビルボードは、オノ・ヨーコさんが亡くなられたご主人のジョン・レノンさんとの連名で出されたものです。
これまでにも、世の中で戦争などの争い事などが起こる度、オノさんはジョン・レノンさんの歌詞の一部("Give peace a chance"「平和にチャンスをあげよう」なども)をこうした看板や新聞の一面広告を自費で出されているので、今回もその1つということでしょう。
LOVEをテーマにした15種類あるというバナーを見上げて確認してたら、このビルボードを見つけ、思わずゾクゾクっと鳥肌が・・・。すぐに何だか分かりましたが、"Love and peace from John & Yoko"の部分を見たら、この光景を頭の中に焼き付けておかなきゃって、なんだかすごくそう感じました。オノ・ヨーコさん、2月18日で76歳になりますが、4月にグッゲンハイム美術館でイベントに参加される予定です。まだまだずっとお元気でいて頂きたいなと思います。