
JAZZの殿堂、
巨大ジャズ・アート・スペースとご紹介して参りましたが、実は今回ココに来た目的は、とあるユニークなジャズのコンサートを聴くためなのです。どんなコンサートかと言うと、Jazz at Lincoln CenterのMiddle School Jazz Academy(MSJA) で日頃Jazzを学んでいる中学生の子ども達の『発表会』。

どうやらセメスター毎、つまり、半年に1度だけの特別イベントのようで、会場にはこのコンサートを心待ちにしていた大勢の方々。子ども達のお父さんやお母さんはもちろん、兄弟姉妹などのチビッ子たちもいっぱい来ています。すっごく暖かいムード。
作者や歴史的背景など、子ども達自ら演奏する曲の説明を行い、自分で選んだ楽器を手に一生懸命に演奏を披露。一曲終わるごとに沸き起こる拍手と歓声。

はじめは不安そうだった子ども達の表情も、次第にキラキラと輝き出し、会場と一体になって、ジャズの生演奏を思いっきり楽しんでいます。これぞ本当の音楽ですね!
カーネギーホールで見た子どものクラシック・コンサートのときにも感じた素晴らしい雰囲気です。
しかも、この日は、オバマさんの大統領就任式後の最初の週末ということで、子ども達は今回特別に、公民権運動を支えたあの名曲、"We shall overcome"をジャズ風にアレンジして演奏し、歌も歌ってくれました。客席からも自然に響き渡る歌声・・・。この会場に集った多様な人種、文化、言語を持つ人々が、音楽を通して一人の人間としての絆を深めていくように感じました。きっと、子ども達もジャズを通して、人間としての生き方や様々なことを日々学んでいるのでしょうね。
子ども達のジャズが心に響きます
指揮者の先生も素敵でした
精一杯の演奏
曲終わりの皆の笑顔がカワイイ♪〔ご参考情報〕
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Middle School Jazz Academy(MSJA) ・
Jazz at lincoln center:団体サイトのトップページ
良かったですよー。客席にいるとても小さなチビッ子たちも、お兄ちゃんやお姉ちゃんの演奏に夢中になって、曲が終わると一生懸命拍手してっていう、そういうムードです。発表会が終わった後の廊下では、お父さんやお母さんに「よく頑張ったね」みたいな感じで、小さなジャズ・ミュージシャンの子達がギュッとハグされてたり。今回が特別だったのかもしれませんが、想像してた以上にすごく良い時間を過ごせました。この発表会は入場無料なので、ご興味のある方は公式サイトのMiddle School Jazz Academy(MSJA) のコーナーをご確認ください。 ※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」