ニューヨークの遊び方:- ダウンタウン
2023-10-05T20:00:15+09:00
NY_Liberty
ニューヨーク住人によるビジネス・観光・生活情報など。ご依頼・ご相談はお手数ですが下記「お問い合わせ」からメールでお願いします。
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ショーフィールズ、マンハッタンのニューヨーク店を閉店
http://nyliberty.exblog.jp/33468619/
2023-10-05T20:00:00+09:00
2023-10-05T20:00:15+09:00
2023-09-30T02:47:16+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
閉店の理由は、
「この移転は、収益性と将来の事業拡大のために、当社が行っている一連の措置の一環です」とのことで、ブルックリンの店舗は残るそうですが、世知辛い世の中ですね…
Showfields closes New York store in Manhattan
ショーフィールズ、マンハッタンのニューヨーク店を閉店
記事によると、
小売業者 Showfields は、ノーホー地区にあるニューヨークの店舗を閉店した。同社の広報担当者は、「この移転は、収益性と将来の事業拡大のために、当社が行っている一連の措置の一環です」と、電子メールで声明を発表した。今回の閉店は、7月にマイアミ店を閉店したショーフィールズに続くものだ。広報担当者によると、同社はブルックリンとワシントンD.C.の店舗に集中する予定だという。ロサンゼルスのウェストフィールド・センチュリーシティにあるShowfieldsの店舗は営業している。
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コロナ禍を経てますます人気のNYの老舗の本屋さん、ストランド・ブックストア(Strand Bookstore)
http://nyliberty.exblog.jp/32712454/
2023-01-31T20:00:00+09:00
2023-02-07T07:49:49+09:00
2023-01-03T05:56:35+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
コロナ禍を乗り越え、日本から海外旅行に行かれる方々も増えているそうですね。久しぶりにニューヨークを訪れる方も多いかも?・・・ということで、ニューヨークらしさを実感できる名所中の名所を改めてご案内しましょー。
コロナ禍を経て、ますます人気のニューヨークの老舗の本屋さん、ストランド・ブックストア(Strand Bookstore)。
実は、ニューヨークと言うかアメリカでは、コロナ禍を経て独立系の書店、つまり、大手チェーンとかじゃない、街角の小さな本屋さんの人気が高まっておりまして、ここ数年の間に、300店舗もの新しい独立系の本屋さんがオープンし、また、今後2~3年のうちに、さらに200店舗をこえる新しい独立系の本屋さんがオープンする見込みなのだそうです。わー、すごーい。
中でも、特に、ニューヨークでは、個性の強い魅力的な新しい独立系の本屋さんが多い、とのこと。
まぁ、そりゃそうでしょうね:)
もともと以前からニューヨークは、街角の小さな本屋さん(独立系書店)の人気が高いのです。このブログでも以下のような感じで、度々、そんなトレンドをご紹介して参りました:
NYグリニッジ・ビレッジで復活した老舗書店、レフト・バンク・ブックス(Left Bank Books) [2019-08-30]22年ぶりにNYで復活した伝説の本屋さん シェイクスピア&カンパニー(Shakespeare & Co) [2019-08-13]米独立系書店数2009~15年間に35%増加、本の売上も増加トレンド [2019-06-19]電子書籍時代に、NYで街角の小さな本屋さん人気が上昇中なわけ [2010-09-18]
でも、コロナ禍の間に、アメリカでは多くの人々が、それまでの自分の生き方や価値観とかを改めて根本的に考え直し、地元の小さなお店、例えば、本屋さんも、もっと応援していこうという地域社会全体の思いがさらにパワーアップしたみたいです。
やっぱり、新型コロナウィルスの感染拡大予防のためとは言え、営業自粛せざる得なかった近所にある行きつけのお店が、続々と閉店・倒産する様子を目の当たりにした人々は、以前よりも地元のお店をよりいっそう大切にしたり、応援するようになった、ということなのでしょうね。うーむ。
街角の小さな本屋さんが増えているだけではありません。
コロナ禍を経て、昔ながらの『紙の本』(英語では、”Printed Books”、印刷された書籍)の売上も、増加トレンドになってます。
街角の小さな本屋さんの人気が高まっているのだから、電子書籍じゃなくて、紙の本の人気が高まっているのは、当たり前じゃんって思われる方もいるかもしれませんが、電子書籍のある現代、持ち運びしたり保管する手間やコストなどを考えたら、これは驚くべき現象と言ってよいでしょう。
でも、近年、アメリカでも日本でも、プレイしたり、持ち運びしたり、保管する手間やコストのめちゃめちゃかかる昔ながらの「レコード」の人気が高まってきたりもしてるんですよね・・・。
なんやかんや手間もコストもかかり、どちらかと言えば、不便で苦労することの多い「キャンプ」の人気が高まってたりもしますし、人間って不思議。
デジタル時代だからこそアナログの魅力!! NYにある大型書店チェーン店が「レコード」の販売を再開 [2015-07-28]
話がずれました。すみません。
他にもいっぱい報じられておりますが、コロナ禍を経てアメリカでは、街角の小さな本屋さんの人気が高まり、続々と増加傾向にあることや、紙の本の売上が急増してることに関する主な関連報道は、以下のとおり:
Exciting new independent bookstores are popping up all over NYC [September 29 2022/ TimeOut New York]
ニューヨークのあちこちに、エキサイティングな新しい独立系書店が誕生しています
"The trend isn't just in New York City. More than 300 new independent bookstores have opened across the nation in the past few years, rebounding after struggling early in the pandemic, The New York Times reported this summer. Some 200 more are expected to open in the next couple of years, per The Times."この傾向はニューヨーク市だけではない。この数年、全米で300以上の独立系書店が新たにオープンし、パンデミック初期に苦戦した後の反動が出ていると、この夏、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。今後2、3年の間に、さらに200店ほどがオープンする見込みだと、タイムズ紙は伝えている。
Some surprising good news: Bookstores are booming and becoming more diverse [Jul 13, 2022/ The New York Times - Daily Press]
意外な朗報:書店は活況を呈し、多様化する
Page Turner: Printed Book Sales Rising Again in the U.S. [Apr 22, 2022/ Statista]
新時代へのページをめくる現象:米国で印刷された書籍の売上が再び上昇中
コロナ禍の米国で、紙の本の売り上げが急増Page Turner: Printed Book Sales Rising Again in the U.S.
(新時代へのページをめくる現象:米国で印刷された書籍の売上が再び上昇中)
…というワケで、このタイミングでニューヨークを訪れる機会のある方は、ぜひ、街角の小さな本屋さん(独立系書店)を訪れてみると、今の時代の最先端のトレンドや雰囲気を体感できることでしょう。
中でも、特にオススメなのは、今回、ご紹介するニューヨークの名所中の名所の1つにもなってます、老舗の本屋さん、ストランド・ブックストアです。
まずは、ざっとその店内の様子を、以下、ご参考まで。
お店の外に、3~7ドルの特売の本 ”New! New! New!”新しい本も、続々、入荷され山積み よく見たら、日本人の馳星周さんの小説、『少年と犬』(しょうねんといぬ)も、こんな感じで売ってます
なお、この本は、第163回直木三十五賞受賞作、6編からなる連作短編で、東日本大震災で飼い主を亡くした犬の「多聞」とそれに関わる人々の物語を描いた作品だそうです ”Old Favorites”(古いお気に入りの書籍)も大量に取り揃えています
この本で作られた樹海のようなな、レトロで巨大な書棚の醸し出す独特の雰囲気が、本好きな方々には、たまらない空間になっているのでしょう
この書店では、クリスマス・ツリーも本で作られてます よく見ると、オーナメントは、ストランド・ブック・ストアのオリジナル
この老舗の本屋さんでは、
本の他に、かなり豊富なオリジナル・グッズを販売し、売上アップに貢献しているようでして、たぶん、このオーナメントも、オリジナル・グッズの1つなのでしょう ストランド・ブック・ストアのオリジナル・グッズと言えば、これ、トートバック種類の豊富さで、その人気ぶりが分かりますね ”Best of the Best”特に、オススメする本のコーナー あと、このずらりと並ぶ書棚には…
こんな感じで、長年、この本屋さんで働いていて、お店の名物になっていた方の記事とかも貼り出されていたります Ben McFall(ベン・マックフォールさん)'the Heart of the Strand'(ストランドの心臓、中心)
〔ご参考〕
・https://www.strandbooks.com/:公式
【なぜ、アメリカでは、ローカル書店も紙の本も増えるのか?特集】
■コロナ禍を経てますます人気のNYの老舗の本屋さん、ストランド・ブックストア(Strand Bookstore)
■なぜ、アメリカでは、コロナ禍を経てローカル書店も紙の本も増えるのか?
■創業95周年記念で、ストランド・ブックストア内にBrooklyn Roasting Companyのカフェできました
■NYの老舗書店ストランド・ブックストアでは、オリジナル・グッズ(特にトートバック)が大人気
■ストランド・ブックストアの可愛い雑貨
■ストランド・ブックストアの可愛い雑貨【食器・キッチン用品、食べ物関連編】
■これがストランド・ブックストア流「本とのブラインド・デート」
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いかにもNYらしいお菓子(グミ)専門店「サワー・パッチ・キッズ」(Sour Patch Kids)
http://nyliberty.exblog.jp/31550724/
2022-06-04T20:00:00+09:00
2022-07-29T05:23:45+09:00
2022-06-04T02:48:52+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
先日、地元ニューヨークで大人気の老舗の食器屋さん、「フィッシュ・エディ」(Fishs Eddy)で見かけた「鳩の絵アート」(Pigeons of NYC)や、ミッドタウンのブロードウェイ沿いで見かけたパブリック・アート作品(Here)など、『個性』や『多様性』をテーマにしている、いかにもニューヨークらしい品々をご案内しました。
今回、ご紹介するこのユニークなキャンディ・ストア(Candy Store:日本語で言う、お菓子屋さん)も、密かに『個性』や『多様性』をテーマにしている、いかにもニューヨークらしい品々に触れられるお店の1つかも?
お店の名前は:
SOUR PATCH KIDS New York City Store
サワー・パッチ・キッズ ニューヨーク・シティ店2020年8月に、ダウンタウンのブロードウェイ祖い(Bleecker St.と3rd St.の間)にオープンした、「サワー・パッチ・キッズ」(Sour Patch Kids)という名前のグミの専門店。
雑誌Pepleのオープン時の報道(The First-Ever Sour Patch Kids Store Is Now Open in New York City — See Inside!)によりますと:
"We’re excited for the Kids to bring their playful, sour-then-sweet attitude to the Big Apple and make their mark with the first-ever Sour Patch Kids store," "子どもたちのため、遊び心に溢れ、酸っぱくて甘い体験をビッグ・アップル(=ニューヨーク)に持ち込むこと、そして、史上初のサワー・パッチ・キッズ・ストアが成功することを楽しみにしています。" …と、サワー・パッチ・キッズのブランド・マネージャーであるダニエル・フレイド(Danielle Freid)氏が語っている、とのこと。
そう、このお店、サワー・パッチ・キッズ(人のかたちをした、最初すっぱくて、後から甘くなるグミ)という、1つのお菓子のブランドから生まれた専門店なんですよー。
サワー・パッチ・キッズ(人のかたちをした、最初すっぱくて、後から甘くなるグミ)
まぁ確かに、最初すっぱくて甘くなる「サワー」(Sour)系のグミとか、キャンディなどのお菓子は、アメリカでは、暑い季節に特に人気の定番でして、真夏になると大々的に販売されてたりするのですけれど:
アメリカの「夏のお菓子」とは、いったいどのようなものでしょう? @Dylan's Candy Bar
たった1つのお菓子の商品ブランドで、ニューヨークのブロードウェイ沿いに専門店をオープンするなんて、これまで聞いたことのない、結構、珍しいケースだと思います。
なお、サワー・パッチ・キッズは、ニュージャージー州に本社のある(だからニューヨークでよく見かけるのかも?)Cadbury Adams社によって生産・販売されてるとのこと。あと、以前、取り上げたアメリカ国内のスウェディッシュ・フィッシュ(Swedish Fish、スウェーデンの魚、グミ)も、Cadbury Adams社の商品だそうです
なので、当然、店内には、ここにしかない、ニューヨークらしいお店にしようという工夫や意気込みが込められている限定品や、特別なディスプレイが用意されておりまして、それらを見てまわるだけでも楽しめるようになってます。
その1つが、以下の写真のTシャツ。
ご覧のとおり、サワー・パッチ・キッズに存在するグミの色、5色全色のKID(子ども)がずらりと書かれている…、ただそれだけのTシャツなのですが、これ、なんとなく「色の違いに関係なく、みんなで仲良く、ハッピーになろう」みたいなメッセージを感じます。
もちろん、実際には、青色とか緑色の肌の子どもはいませんし、サワー・パッチ・キッズのグミの色には、白や黒はありませんけど。
このTシャツのすぐ横には、以下のようなクッションも。
サワー・パッチ・キッズに存在するグミの色、5色全色のKID(子ども)のぬいぐるみがずらりと並んで入ってるクッション。
特に説明とかありませんし、たまたまそう見えるだけなのかもしれませんけど、これ、多種多様の人種や民族が共存するニューヨークを表現してるのかも?
その他、ベタに「自由の女神」像の姿をしたサワー・パッチ・キッズ関連商品とか… 自由に記念写真を撮影できるイエロー・キャブなど、いろいろございます
動画もどうぞ
〔ご参考〕
・https://sourpatchkids.com/store_nyc:公式
【サワー・パッチ・キッズ(Sour Patch Kids)NY店特集】
■いかにもNYらしいお菓子(グミ)専門店「サワー・パッチ・キッズ」(Sour Patch Kids)
■世界で唯一ここだけのお菓子専門店ならではのアイス
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老舗の食器屋さん「フィッシュ・エディ」(Fishs Eddy)の『ウクライナ支援』ディスプレイ
http://nyliberty.exblog.jp/31407661/
2022-05-31T20:00:00+09:00
2022-05-28T03:39:57+09:00
2022-05-23T04:01:29+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
前回は、老舗の食器屋さん、「フィッシュ・エディ」(Fishs Eddy)のNYらしいアート作品、”Pigeons of NYC”(ニューヨーク市の鳩)をご紹介しましたが、せっかくですので、もう少しこのお店の様子をお届けします。
まず、冒頭の写真は、お店の出入口。すぐ横のショウウィンドウにご注目。青と黄色が目をひきます。
実は、ニューヨークは米国内でウクライナからの移民が最も多い地域という歴史的な背景もございまして、現在、街角のあちこちで『ウクライナ支援』のメッセージやポスター、その他様々な展示物などを見かけるようになっており、当然、このフィッシュ・エディでも、ご覧のようなディスプレイがショウウィンドウに登場中。
Hands Up. Hearts Open for Ukraine(手をあげよう。ウクライナのために心を開こう)
ウクライナ支援のメッセージ 老舗の食器屋さんならではの味のある店内風景
木製の樽内に、山積み 見てまわるだけでも楽しいです Little Bowl, Best Gift here(小さなボウル、最高の贈り物はこちら) レジ横に、マグカップいっぱい よく見ると、自由の女神様柄 自由の女神様デザインのエナメル製のピンも いーっぱいある食器の他に… 可愛い鳥のかたちをした笛とかもBird Water Whistle
最寄りのマディソン・スクエア公園から歩いて移動して、9:19~ Fishs Eddyのお店の中へ
〔ご参考〕
・https://fishseddy.myshopify.com/:公式
Add: 889 Broadway corner of 19th.
Hours: Monday - Saturday 10-6/ Sunday 11 - 6
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NYのアース・デイ・イベントで見かけた都市農園ベンチャー『バウエリー』(Bowery)
http://nyliberty.exblog.jp/31338240/
2022-05-10T20:00:00+09:00
2022-05-08T00:01:45+09:00
2022-05-07T23:46:45+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
前回に続き、ユニオン・スクエアで催されてたアース・デイ(Earth Day、地球の日)関連イベント風景。
会場にずらりと並ぶ、何かしらの環境保護活動をする民間企業、NPO団体のテントや机などの中、興味深い出展者を見つけました。
このブログでも、過去、数回、ご案内しております、都市農園ベンチャー企業の『バウエリー』(Bowery)のコーナー。冒頭の写真のように、同社の主力商品である様々なサラダ葉を展示。試食もご提供。
さて、ここで「都市農園ベンチャー企業って何?」って思われる方々のために、簡単にご案内しておきましょう。
じわじわと長年にわたって少子化が進み、基本的に人口は減少傾向にある日本では、ほとんど問題視されていないようですが、広く世界を見てみると、実は、2050年までに世界人口の7割が都市圏(urban areas)に集中して居住する…なんて予測がございまして、今後、世界各国の都市圏では、地域人口を満たす十分な食料(特に、野菜や果物などの生鮮食品)を確保するのが極めて重要な社会問題や政策課題…、要するに、都市部で生鮮食品不足が深刻な問題になる可能性が高いと指摘されているのです。
それじゃ、野菜や果物などの生鮮食品の都市部の需要を満たすようにしようと思っても、これまでの古くから続く農業のやり方では、土地不足、水不足、そのほかなんやかんや環境に悪影響が出るので、絶対に無理。
そこで登場したのが、最先端テクノロジーを活用する新しい都市農園。
ビルの屋上や室内に作られるこの手の都市農園は、これまでの農業とは、農作物の育て方(土や水や肥料や農薬などの使い方)が根本的にまったく違うんです。都市農園では、最先端テクノロジーを活用し、コンピューターで「環境」や「状況」を管理する水耕技法(hydroponic technique)を行ってまして、土を使わず水だけで、しかも通常の農業で使用する水のわずか5%だけの水で、農薬を一切使用せず、グリーンハウス内なので天候にも左右されず、通常よりも短期間でより美味しい野菜を育成しちゃうのです。
しかも、コンピューターを活用しながらより良い「環境」や「状況」を学んでいくので、シーズンを重ねるほど、より効率的に野菜を育成できるようになっていくのだとか。いわゆる人工知能(AI)による機械学習ですね。
そんな都市農園、実は、ニューヨークには、米国史上初となる商業用屋上グリーンハウスもございます。
2014年、ブルックリンにあるスーパーマーケットのホール・フーズ(Whole Foods Market)の屋上に作られた2万ft²もの広大な『ゴッサム・グリーン』のグリーンハウス。実際に、そのグリーンハウスの無料ツアーにも参加してますので、ご興味のある方は、以下の過去ログをご参照ください:
ブルックリンのホール・フーズ屋上にある「都市農園」無料ツアーに行って参りました
まぁ、とにかく、そんな背景から、近年、ニューヨークでは、なにかと注目される都市農園ベンチャー企業の1つ、『バウエリー』(Bowery)。
そう言えば、このバウエリーは、収益性を高めるため、短期間で育ち比較的高く売れるサラダっ葉の生産に長らく特化してましたが、つい最近、2022年2~3月くらいからイチゴの生産をはじめる(そのためイチゴ収穫専用ロボットの企業、Traptic社も買収した)ということで、各所でニュースに:
Indoor Farms Are Expanding Way Beyond Leafy Greens - Strawberries, mushrooms, and tomatoes are unlocking a new potential. [April 27 2022/ Thrillist]
葉物野菜だけでなく、イチゴやキノコ、トマトなどにも広がる屋内農園の可能性These strawberries were grown in a New Jersey warehouse — and they may revolutionize how Americans eat [MAR 15 2022/ CNBC]
ニュージャージー州の倉庫(倉庫内部に作られた都市農園)で栽培されたイチゴは、アメリカ人の食生活に革命をもたらすかもしれませんFollowing acquisition by Bowery, Traptic’s strawberry-picking robotics pivot to vertical farming [February 16, 2022/ Techcrunch]
バウリー社による買収後、トラプティック社のイチゴ収穫ロボットは垂直農法に軸足を移しました
農業の未来を考えるお仕事に携わっている方々はもちろん、そうでない皆さんにとりましても、何かと注目すべきベンチャー企業の1社かな…と思います。
以下、アース・デーのイベント会場で見かけた、都市農園ベンチャー企業の『バウエリー』(Bowery)のコーナー。現場の様子をご参考まで。
全体的に緑多めな印象自社単体の事業説明だけでなく、環境保護につながる様々な取り組みについての案内も
ただし、イチゴの生産をはじめることについては、最新情報過ぎるからなのか、何も見当たりませんでした 公式サイト上には、”Introducing…”(ご紹介します…)みたいな感じのイチゴ生産の特集ページ(boweryfarming.com/strawberries/)もできてます 勢いあるベンチャー企業ならではのフレンドリーなスタッフの方々 サラダ葉の試食もできます
〔ご参考〕
・https://www.earthdayinitiative.org/2022-events:アース・デイ・イベント公式案内
・https://boweryfarming.com/:バウエリー公式
【アース・デイ2022】
■ニューヨークのアース・デイ(Earth Day)イベント風景
■あなたにとって、アース・デイとは?
■NYのアース・デイ・イベントで見かけた都市農園ベンチャー『バウエリー』(Bowery)
【都市農園ベンチャー『バウエリー』(Bowery)関連過去ログ】
■NY近郊で飛躍する都市農園ベンチャー企業『バウエリー』(Bowery)
■ウェグマンズの「サラダ向けの葉っぱ」類のコーナー
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リトル・アイランドの展望台から見た風景
http://nyliberty.exblog.jp/30707991/
2021-10-05T20:00:00+09:00
2021-10-16T00:50:01+09:00
2021-09-29T05:46:33+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
今年、2021年5月21日(金)に新たにオープンしたニューヨークの新名所、水上公園リトル・アイランド(Little Island)から。
前々回の『リトル・アイランドの建築美を楽しめる写真スポットA~C』、前回の『リトル・アイランドの建築美をますます楽しめる写真スポットD、Eとオマケ』と、132本のチューリップ型のコンクリート杭の上に作られたリトル・アイランドならではの独特の建築美を堪能できる場所(=オススメ写真スポット)を地図付きでご案内しましたが、今回は、この島内にある展望台(英語では、”Overlook”)の様子をお届けいたします。
リトル・アイランド内には、一番奥の角(北西コーナーと南西コーナーの両方)と手前の正面入口の上の部分が、小高い山(丘)になっておりまして、そこに展望台がございます。
なにしろ周囲の景色の眺望を楽しむ展望台ですから、当然、言うまでもなく、なかなかの写真スポット。
島内の風景を高いところから眺めるのも楽しいですし、遠くの景色を堪能するのにも最適。
特に、冒頭の写真、南西コーナーの展望台(Southwest Overlook)から見た南方には、ワールド・トレード・センター(World Trade Center)を含めたニューヨークならではの高層ビル群、いわゆる「ニューヨークの摩天楼」も見えますし、そして、ちゃんと、そこまで車椅子でも登れるバリアフリー構造で作られているんですよー。素晴らしい。
そんなリトル・アイランドの展望台の様子など、以下、ご参考まで。
一番奥の角(北西コーナーと南西コーナーの両方)と手前の正面入口の上の部分が、小高い山(丘)になっておりまして、そこに展望台
南西コーナーの展望台(Southwest Overlook)から見た南方には、ワールド・トレード・センター(World Trade Center)を含めたニューヨークならではの高層ビル群、いわゆる「ニューヨークの摩天楼」も見えます
あと、当然、新しいニューヨークの夜景スポットとしても、ここ…っていうか、リトル・アイランド自体がいい感じになってると思います ちゃんと、車椅子でも登れるバリアフリー構造で作られているんですよー、素晴らしい
南西コーナーの展望台(Southwest Overlook)付近から
北側、島内方面を眺めるとこんな感じ 北西コーナーの展望台(Northwest Overlook)
北西コーナーの展望台は、夕焼けを眺めやすいかも
サンセット・タイムにおすすめ 北西コーナーの展望台付近から見た島内すぐ近くに劇場みたいな大きな野外ステージ、The Amph(アンフ)が見えます
リトル・アイランド(夕方のオレンジ色バージョン)のお散歩動画
〔ご参考〕
・https://littleisland.org/:公式
【リトル・アイランド特集】
■水上公園リトル・アイランドのチューリップ型コンクリート杭の建築美を愛でる
■水上公園リトル・アイランドの見所、お花や植物
■リトル・アイランドの建築美を楽しめる写真スポットA~C
■リトル・アイランドの建築美をますます楽しめる写真スポットD、Eとオマケ
■リトル・アイランドの展望台から見た風景
■リトル・アイランドの815名収容、劇場みたいな屋外大ステージ「アンフ」(The Amph)
■うっとりするほど美しいニューヨークの夕日に映えるダンス
■Broadway Inspirational Voicesのリハーサル風景、”All I've Ever Known” - Hadestown (Musical)
■黒人初の『オペラ座の怪人』ノーム・ルイスさんによる『ヘラクレス』の”Go the Distance”(遠くへ)
■NYの新名所、リトル・アイランドにも給水所
■リトル・アイランドの小ステージ「グレイド」(The Grade)で、無料のアート教室
■ボサノバの名曲の生歌にあわせたタップダンスのショー、Bossa Tap Trio
■リトル・アイランドの縁の下の力持ち
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空中公園ハイラインから見る水上公園リトル・アイランド
http://nyliberty.exblog.jp/30704202/
2021-09-30T20:00:00+09:00
2021-09-28T00:09:09+09:00
2021-09-27T03:05:20+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
前回は、今年の夏から、空中公園ハイラインの最南端の出入り口があるミートパッキング・ディストリクトに登場した、常設の「オープン・ストリート」、つまり歩行者天国の様子をお届けしました。
今回は、そのまま、最南端の出入り口から空中公園ハイラインへ入ってみましょう。
かつて列車の高架だった廃墟をリノベーションし、緑の豊かな憩いの場所に生まれ変わらせた、世界から注目を集める最先端都市開発事例。
2009年6月8日(月)に、今回、入ってきた最南端のGansevoort Street(ミートパッキング地区内)から20丁目までの第一次区間がオープン。その2年後の2011年にチェルシーのギャラリー街上空を抜けて30丁目までの第二区間、さらにそれから3年後に最後の第三区間がオープンし、その都度、ニューヨークに新しい見どころが誕生しております。
あと、公式サイトの”Visitor Info”によりますと、以下のとおり、コロナの感染予防対策のため9月30日まで週末は事前予約が必要でしたが、10月1日以降は事前予約は不要になります。
公式サイトの”Visitor Info”
以下、ご参考まで。 お友達グループや、ご家族連れなど大勢の方々でにぎわってます
かつての列車の線路が残されているところも
高架の上なので、所々、展望台みたいな感じでニューヨークの街並みを見下ろせます
あと、13丁目の上辺りでハドソン川方面を見てみると… こんな感じで 今年、2021年5月21日(金)にオープンした、ハドソン川上に作られた人工島、リトル・アイランド(Little Island)が見えます 132本のチューリップ型のコンクリート杭を建設し、その上に350種類の花や樹木(特に大きな木は「ヒーロー・ツリー」と名付けられ、島内に19本、植えられているそうです)を植えた約2・4エーカーの水上公園 全体的なデザインは、「水に浮かぶ葉」をイメージ島内には、大きな劇場、小さなミニ・ステージ、展望デッキ、軽食コーナー、トイレ、あと、ニューヨークではお馴染みのペットボトルや水筒への給水器、等などを設置…
〔ご参考〕
・https://www.thehighline.org/:公式
※タグ:空中公園ハイライン
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NYのミートパッキング地区に常設「オープン・ストリート」
http://nyliberty.exblog.jp/30702137/
2021-09-29T20:00:00+09:00
2021-09-26T03:26:17+09:00
2021-09-26T03:26:17+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
先日、空中公園ハイラインで売ってる、定番の名物アイス・キャンディー、La Newyorkinaを取り上げまして、ふと思い出したのですが、空中公園ハイラインの最南端の入り口があるミートパッキング・ディストリクトでは、今年の夏から、一部エリアの車道が永続的な「オープン・ストリート」(Open Street)、つまり、いわゆる歩行者天国になると発表されました:
Meatpacking District to make 'Open Streets' permanent [AUG. 05, 2021/ NY1]
ミートパッキング地区で「オープン・ストリート」(歩行者天国)を恒常化
具体的な場所は:
The closure to vehicles affects three blocks between Ninth Avenue and Washington Street, which are Gansevoort Street, Little West 12th Street and West 13th Street.
There's also the Ninth Avenue slip lane between West 14th and 15th streets.
とのこと。
地図で見ると、赤のエリア
なお、『車道をつぶして歩行者天国にする』という動きは、車を減らすことで交通事故の危険性や排気ガスを減らし、観光のしやすさの向上や、ニューヨーカーにとりましても日々の生活の質の向上、もっとざっくり大きく環境保護を目的として、ブルームバーグさんが市長だった時代にはじまりました。
2009年6月に、タイムズ・スクエア周辺の大通り、ブロードウェイを期間限定の歩行者天国にしてから、まずはブロードウェイ沿いに、34丁目メイシーズ前、フラットアイアン・ビル周辺 、ユニオン・スクエア周辺等など、この十数年のうちに、ニューヨークでは、車道を常設の歩行者天国に変えていく動きが各所で拡大。
そして、コロナ禍の影響もあり、ニューヨークでは、換気の良い屋外で人々が活動できる「オープン・ストリート」が普及。
このミートパッキング地区の一部のように、そのまま永続化、恒常化、常設化される「オープン・ストリート」も出てきたという流れです。
世界的な大都市のニューヨークでは、車道が消えて、パブリック・スペースに変わっていく・・・という、興味深い現象。
以下、ご参考まで。
車道を閉鎖し、歩行者天国にする動きが拡大 空中公園ハイラインの最南端前への道です 自作のアートを売るアーティストも見かける道 ここがハイラインの最南端 すぐ横にホイットニー美術館「無限回廊」とか「天空の城」と呼ばれる階段も見えます
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『ニューヨークの夏』を感じられる名所の1つ、ワシントン・スクエア公園の噴水
http://nyliberty.exblog.jp/30661029/
2021-09-09T20:00:00+09:00
2021-09-12T04:02:53+09:00
2021-09-03T02:41:03+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
『ニューヨークの夏』を感じられる名所の1つが、ここ、ワシントン・スクエア・パーク(Washington Square Park)にある噴水。
このブログでは、過去に度々ご紹介しておりますが、大規模リノベーション工事が終わってリニューアル・オープンした2009年以降、ここの噴水は単に見るだけではなく、中に入って水遊びもできちゃうニューヨーカーの憩いの場になってます。
特に、ちびっこ達に大人気。
たまに、大人も水遊びしてたりします。
『ニューヨークの夏』を体感したい方には、オススメです。
まばゆい夏の陽射し、深い緑の中にある巨大な噴水の独特の美しさは、「夏のニューヨーク」の忘れられないワンシーンになりますよ すぐ近くにある凱旋門もいい感じ 独特の雰囲気 周辺に響く、子どもたちの声 ニューヨークの夏
ワシントン・スクエア・パーク周辺の様子と合わせてどうぞ
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動画版「Union Sq.北側エリアで、ニューヨークの老舗の名店めぐり」
http://nyliberty.exblog.jp/30608062/
2021-07-18T20:00:00+09:00
2021-07-15T22:15:42+09:00
2021-07-15T22:13:36+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
歩いて楽しいお散歩コースや見どころたっぷりのお店の多いニューヨークの様々なエリアの中でも、特に、個人的にお気に入りのエリアの1つが、ユニオン・スクエア北部。
主に、以下のような老舗の名店が集まっているのですよー。
ニューヨークを代表する老舗の食器屋さん、「フィッシュ・エディ」(Fishs Eddy)
1897年創業の老舗の名店、「ABCカーペット&ホーム」(ABC Carpet & Home)
各種カーペット、アンティーク系の家具、インテリア、照明、雑貨、キッチン用品など等、世界中から選び抜かれた優れたデザインの良質な品々を取り扱う、地上6階、地下1階の巨大なお店。
1908年創業の老舗スポーツ店「パラゴン・スポーツ」(Paragon Sports)
1892年創業の老舗の名店、オールド・タウン・バー(Old Town Bar)
そんな名店をまとめて、以前、ブログの方で『Union Sq.北側エリアで、ニューヨークの老舗の名店めぐり』をお届けしたこともありますが、今回、ちょっと試しにその動画版を作ってみました。お楽しみくださいませ。
Must Visit Shopping & Eating places in NYC Union Sq. Area, 4K ultra HD
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コロナ禍でも成長する米国で注目のお店、Five Below(ファイブ・ビロウ)、ニューヨーク五番街店
http://nyliberty.exblog.jp/30373626/
2021-01-04T20:00:00+09:00
2021-06-19T23:17:48+09:00
2020-12-28T08:42:42+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
三が日も過ぎましたので、少し経済関連のお話、コロナ禍の中でも成長するユニークな小売店の話題を1つ。
先月12月初旬:
3 Top Retail Stocks to Buy in December
12月中に買うべき3つのトップ小売業株
…との投資関連情報ブログ記事で、真っ先に名前を挙げられていたのがFive Below(ファイブ・ビロウ)。
”Five Below”という名前の通り、主な品々を5ドル以下で販売する安売りのお店ですが、コロナ禍にも関わらず第3四半期の純売上高は、前年比26%増の4億7,660ドルと絶好調。お店を閉めるどころか、第3四半期中だけでも36店舗も新店舗をオープンし、2020年10月末時点で全米に1,018店舗もチェーン展開。
その特徴は:
There's a big difference between a cheap price and a bargain, especially to teens and preteens. Dollar stores are mostly full of junk in their discerning eyes. Five Below stands out as a haven of "cheap chic" splendor, with a wide range of items priced $5 or less that they actually aren't embarrassed to buy.とのこと。
要するに、10代やそれ以前の若い世代にとって「ただ単純に値段が安い」と「(品質やデザインが良いのに)安売り」では大きな違いで、後者がファイブ・ビロウということみたいです。
この違いは、実は、かなりハッキリとお店の売上の成長率に出てまして、2012年9月(2012年7月にファイブ・ビロウはIPO、つまり株式公開してます)に書かれた記事(Little David is Threatening the Dollar Goliaths - Five Below Inc. could pose a threat to established dollar store behemoths)に以下のようなグラフも。
小売大手のWal Martはもちろん、
Dollar General、Family Dollar、Dollar Treeなど
類似の安売り店で、思いっきり競合他社になる
1ドル・ショップ(日本の100円ショップのようなお店)
と比べても、Five Belowの売上成長率は高め
たぶん、それだけ成功しているからなのでしょうね。ニューヨークにも、冒頭の写真のとおり、ミッドタウンの5番街にお店があるんですよー! しかも、先日、ご紹介した、ニューヨークに史上初めてUggがオープンしたフラグシップ・ストア(旗艦店)と同じブロック、44~45丁目間の5番街沿い。
向かいにはUrban Outfittersなどもあり、この周辺、若い世代に人気のお店が集まってる印象。
そういう場所を選んでいるのかも?
まぁ、とにかくそんなワケで、近年、Five Belowへの注目は高まっておりまして:
Why Five Below is Beating Other Discount Brands at the Retail Game [2019/ fokoretail.com]
ファイブ・ビロウが小売ゲーム(小売業界での戦い)で他のディスカウント・ブランドを上回っている理由
Five Below: What’s Behind this Discount Retailer’s Success? [June 3, 2019/ CB4]
ファイブ・ビロウ:ディスカウント小売店の成功の背景には何があるのか?
・・・等など、ファイブ・ビロウの成功を分析する記事もいろいろ出ており:
"Owing to the store’s ability to entertain and encourage its visitors to find things they never knew they wanted, Anderson calls Five Below T.J. Maxx for kids. " (ファイブ・ビロウの躍進、成功の秘訣は)、お客さんたち自身が欲しかったことを知らなかった(魅力的な)品々を発見するよう楽しませ、勇気づける小売店舗の能力の高さにある。ファイブ・ビロウは、いわば、子ども向けのT.J. Maxx(近年、米国で絶好超の安売り小売店、さらに詳しくは過去ログ「どんなにEコマースが繁栄しても、実店舗にお客さんが行く理由」参照)だ。・・・という、たぶん、小売業界の方々にとりましては非常に重要な示唆に富んだ指摘も。
お店が成功している理由が、取り扱い商品の品質、デザイン、アイデアなどが優れているってだけではなく、『お客さんたち自身が欲しかったことを知らなかった(魅力的な)品々を発見するよう楽しませ、勇気づける小売店舗の能力の高さ』みたいなことを指摘されるお店なんて、なかなかありそうでない気がします。
いったい、どんなお店なのでしょう?
というワケで、ファイブ・ビロウの五番街店の様子、ほんの一部ですが、以下、ご参考まで。見所が多いので、何回かに分けてお届けしようと思います。
場所は、先日のニューヨークに史上初めてUggがオープンしたフラグシップ・ストア(旗艦店)と同じブロック、44~45丁目間の5番街沿い 一階のスペースはほぼなく、すぐ地下へ
来店するお客さんをおもてなしするため、いろいろな演出方法が考えられると思いますが、ここではシンプルに店名の”Five Below”や、"Now."、"Style."、"Candy."、"Party."、"Play."、"Tech."、"Create."、"Room."という店内にある各コーナー名の文字、つまり、『言葉』を大切に用いているのが印象的
ニューヨークのお土産もいろいろ売ってます だいたいどれも5ドル以下 ピンとかだと3ドル代 季節のイベントにあわせた品々、例えば、クリスマス・グッズも5ドル以下右側は、ペット用のサンタさん仮装セット ペット関連グッズもいろいろ種類がありましてだいたいどれも5ドル以下これは、ペット飼ってる方には喜ばれそう ホリデー・シーズン向けのお菓子のコーナー ジンジャー・ブレッドで作るお菓子の家も5ドル以下 これとか、ハーシーズのチョコで作るんですって 常設のお菓子のコーナーも奥にあります キャンディーのバラ売り10個で1ドル
【Five Below(ファイブ・ビロウ)特集】
■コロナ禍でも成長する米国で注目のお店、Five Below(ファイブ・ビロウ)、ニューヨーク五番街店
■5ドル以下でヨガ用品や運動グッズが買える、Five Below(ファイブ・ビロウ)
■いろいろな意味で最先端な、ファイブ・ビロウのテック(Tech.)コーナー
■女子ウケしそうなファイブ・ビロウのルーム(Room)コーナー
■成功・繁盛するお店は『言葉の力』を大切にしている?!
〔ご参考〕
・https://locations.fivebelow.com/ny/new-york/530-fifth-avenue:公式Five Below(五番街店)
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コロナ禍のNYにオープンした最新水上公園ピア26(Pier 26)へ、ハドソン川公園沿いをお散歩
http://nyliberty.exblog.jp/30290947/
2020-11-13T20:00:00+09:00
2021-09-29T19:44:43+09:00
2020-11-12T04:46:02+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
コロナ禍のニューヨークでは初の大型パブリック・スペースで、ハドソン川公園(Hudson River Park)内のピア(Pier、桟橋)再開発プロジェクトとしては2010年以降の10年間で初めて!!となる、ピア26(Pier 26)が、9月30日にオープン!!
デザインは、ブライアント・パークの再開発や、メトロポリタン美術館前のパブリック・スペースの再開発などの実績豊富なランドスケープ・アーキテクト(landscape architect)のOLIN。
桟橋の先端部分に作られたタイド・デック(Tide Deck)など、随所に設けられた最新テクノロジーを駆使した自然環境と触れ合える機能(英語で言うと、enviro-tech features)が大きな特徴で、地元ニューヨークでは、結構、大きなニュースになってます:
Pier 26 Officially Opens To The Public In Tribeca[OCTOBER 1, 2020/ New York YIMBY]Take Me to the River: New Hudson River Park Pier is Ready for Visitors[OCT. 01, 2020/ NY1]Pier 26 at Hudson River Park Transformed into Ecological “Tide Deck”[09/30/20/ Untapped New York]
ちなみに、総工費は3,770万ドル(1ドル=105円換算で約40億円)。公式サイトによるとその拠出元については:
Funded by the Lower Manhattan Development Corporation, CITI and the City of New York, and with grants from the NYS Office of Parks, Recreation & Historic Preservation, NYS Department of Environmental Conservation and NYS Department of State, Pier 26’s redevelopment marks a significant milestone in the post-9/11 rebuilding of Lower Manhattan — not to mention a landmark event for our growing Park.
とのこと。
『40億円もかけて桟橋を再開発して水上公園を作る』って発想は、それだけ聞くと、ちょっと理解できないかもしれませんが、実は、ニューヨークのマンハッタンは、周囲を川(北:ハーレム川、東:イースト川、西:ハドソン川、南:NY湾)に囲まれた島のような立地(その大きさはだいたい東京の山手線圏内にすっぽり入るほど)になっておりまして、その大きさはだいたい東京の山手線圏内にすっぽり入るほど。
過去ログ『マンハッタンと山手線』より
そのため、大規模な都市再開発プロジェクトの中には、これらの川沿いに大きな公園を作るところから街づくりをはじめるものも多々ございまして、例えば:
ブルックリン・ブリッジ・パーク特集(1):再開発は公園から・・・再開発の中にある歴史 Riverside Parkなど、もっと巨大な事例もとても身近にあったりします。
というワケで、まずはそのピア26へ向かって、ハドソン・リバー・パーク沿いのお散歩など、以下、ご参考まで。
マンハッタンのハドソン川沿いに広がるハドソン・リバー・パーク(Hudson River Park)新しくできたピア26(Pier 26)はトライベッカの手間あたり コロナ禍ということで、最前線で戦っている方々に向けて”I WANT TO THANK YOU”というメッセージが書かれている桟橋も見かけます I WANT TO THANK YOU 自由に使える木製のベンチいっぱい手すりも木製だったり、所々、足場も木製のデッキになってます
あと左側に、ジャングル・ジムのようなアート作品も何個も こういうアート ちゃんと作品説明もありましてよく見ると、Friends of Lower Manhattan(直訳すると、ロウアー・マンハッタンの友達)というNPO団体により資金が出てると書いてあります 座れる体験型アートになってます
〔ご参考〕・https://hudsonriverpark.org/pier-26-opening-invites-celebration-and-ecological-exploration/:公式
〔ハドソン・リバー・パークにオープンしたピア26特集〕
■コロナ禍のNYにオープンした最新水上公園ピア26(Pier 26)へ、ハドソン川公園沿いをお散歩
■無料で使えるテニスやバスケのコート@ハドソン・リバー・パーク
■コロナ禍のNYにオープンした最新水上公園ピア26(Pier 26)をバーチャルお散歩
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NYで愛される老舗の名店エリア、歴史ある建物、街角アート
http://nyliberty.exblog.jp/30131141/
2020-07-15T20:00:00+09:00
2020-07-09T20:47:12+09:00
2020-07-06T23:11:36+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
ミッドタウンの五番街で、偶然、壁画を描いてる最中に遭遇しました、テレサ・リヴェラ(Theresa Rivera)さんの「壁画プロジェクト」(The Mural Project)。
後で、落ち着いて考えてみたら、他の場所のリヴェラさんの壁画アート(上の写真)も、すでに写真に撮ってました。以前、ご紹介した「店内で手作りしてる様子が見れるNYのチーズ専門店、Beecher's Handmade Cheese」の店頭。場所は、20丁目とブロードウェイ沿いの南東コーナー。
先日、フェーズ2に入り、久しぶりの街角風景として最初に取り上げました、青空市場で有名なユニオン・スクエア公園の北側すぐ・・・。
この辺りは、ニューヨークの歴史を感じさせる古い建物がいっぱい。
そして、創業から100年を軽く超える、1892年創業のオールド・タウン・バー(Old Town Bar)、1897年創業のABCカーペット&ホーム(ABC Carpet & Home)、1908年創業のパラゴン・スポーツ(Paragon Sports)等などのほか、1986年創業の人気の食器屋さん、フィッシュ・エディ(Fishs Eddy)など、地元ニューヨークを代表する、老舗の名店も多いエリア。
ブラブラと自由にお散歩するのも、とても楽しいエリアでして、観光客というよりも、地元の方々が多め。
また、冒頭のテレサ・リヴェラさんの壁画プロジェクトに限らず、しばしば、あちこちで街角アートを見かけるエリアでもあるです。
というワケで、まずは、このエリアの街角風景を、以下、ご参考まで。
コロナ禍のニューヨークを活気づけようという壁画アート・プロジェクト詳しくは、Architectural Digestの記事:”Boarded-Up Storefronts Get Transformed Into Matisse-Like Exhibits”(ボードで覆われたお店の店頭が、マチス風の絵画展に変身)参照
場所は、20丁目とブロードウェイ沿いの南東コーナー「店内で手作りしてる様子が見れるNYのチーズ専門店、Beecher's Handmade Cheese」の店頭
ニューヨークの歴史を感じさせる古い建物が多め 独特の雰囲気 現在、NYでは、あちこちでソーシャル・ディスタンスやレストランなどの飲食店のアウトドア・ダイニングのため、こんな感じで、車道を閉鎖しております そう言えば、コロナの影響で倒産したLe Pain Quotidienは、
個性的で特徴のある飲食業への投資で有名なAurify Brands, LLCにより、このコロナ禍の真っ最中にも関わらず3百万ドルで救済買収され:
”This Beloved Fast-Casual Restaurant Chain Was Just Saved from Bankruptcy”(この愛されるファスト・カジュアル・レストラン・チェーン店は、倒産から救われた)
”FOR AURIFY BRANDS, LE PAIN QUOTIDIEN WAS TOO GOOD A BRAND TO PASS UP’
(Aurify Brandsにとって、LE PAIN QUOTIDIENは、素晴らしいブランド過ぎてそのまま倒産させるわけにはいかなかった)
・・・などとニュースに。コロナ禍だからこそ、むしろ逆にチャンスがあるという事例の1つにもなるでしょう 偶然、このエリアで見つけた、いかにもニューヨークらしいジャズの演奏シーンの一筆描きで有名なSir Shadowさんの街角アート詳しくは、次回、取り上げますが、7月7日~9月7日までグリニッジ・ビレッジにあるChaShaMaのギャラリーで個展”Beauty five New York City by Sir Shadow”開催中 さらに、偶然見つけたThe Chalk Jungle(@thechalkjungle)さんのハートいっぱいのチョーク画こちらも後日、詳しく取り上げる予定 さらに、偶然見つけたLeonce Vincentさん(@mr._vince81)の赤いハートにLOVEと書かれた街角アートこのVincentさんは、なんとABCカーペットのヴィジュアル・チームのメンバー(社員?)なのだそうですこちらもまた後日、詳しく
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Union Sq.北側エリアで、ニューヨークの老舗の名店めぐり
http://nyliberty.exblog.jp/29750065/
2019-11-01T08:30:00+09:00
2019-11-01T07:24:47+09:00
2019-11-01T07:24:47+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
前回、ニューヨークを代表する老舗の食器屋さん、「フィッシュ・エディ」(Fishs Eddy)を訪れましたが、せっかくですので、徒歩1分ほどの距離にある、1897年創業の老舗の名店、「ABCカーペット&ホーム」(ABC Carpet & Home)へ行ってみましょう。
『ABCカーペット&ホーム』は、その名の通り各種カーペット、アンティーク系の家具、インテリア、照明、雑貨、キッチン用品など等、世界中から選び抜かれた優れたデザインの良質な品々を取り扱う、地上6階、地下1階の巨大なお店。
「裕福な大人のディズニーランド」(Disneyland for rich adults)とも呼ばれる名店中の名店。
さらに詳しい情報は、過去ログ『センスの良さと目利きぶりで有名なABCカーペット&ホーム』をご参照ください。
あと、ちなみにこのエリア、「フィッシュ・エディ」や「ABCカーペット&ホーム」の他にも、ニューヨークを代表する老舗の名店がいくつかございまして、そういう老舗の名店めぐりをしてみても楽しいかもしれません。
例えば、1908年創業の老舗スポーツ店「パラゴン・スポーツ」(Paragon Sports)や、さらに古い、1892年創業の老舗の名店、オールド・タウン・バー(Old Town Bar)などがオススメ。どちらも上の地図に店名が表示されてます(赤いアンダーライン引いておきました)。
まぁ、とにかく、そんな感じで100年超の歴史を持つ名店が残ってるエリアですから、その他のお店も、なんだかんだと個性的、魅力的、創造的でして、お散歩の楽しいエリアになってます。
毎週月・水・金・土曜日に、ニューヨーク近郊の農家さん達による青空市場、グリーン・マーケットが開催される、ユニオン・スクエア公園も近いですし。
というわけで、以下、このエリアの老舗の名店情報など、ご参考まで。
1908年創業の老舗スポーツ店「パラゴン・スポーツ」(Paragon Sports)
1892年創業の老舗の名店、オールド・タウン・バー(Old Town Bar)
オールド・タウン・バーでは、
ニューヨーク・ベストに選ばれるお味のチキン・ウィングがオススメ で、こちらが1897年創業の老舗の名店、「ABCカーペット&ホーム」(ABC Carpet & Home) 前回 の老舗の食器屋さん、「フィッシュ・エディ」含め
こんな感じの老舗のお店めぐりは、いかがでしょう
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バーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)のユニオン・スクエア店
http://nyliberty.exblog.jp/29612686/
2019-08-31T12:00:00+09:00
2019-08-29T00:57:15+09:00
2019-08-29T00:55:58+09:00
NY_Liberty
- ダウンタウン
前回に続いて、、ユニオン・スクエア公園から。大丈夫です。ちゃんと最初の目的、覚えてます。
22年ぶりに復活した伝説の本屋さんのシェイクスピア&カンパニー(Shakespeare & Co)や、グリニッジ・ビレッジで復活した老舗書店のレフト・バンク・ブックス(Left Bank Books)を見て、逆に、大型チェーン書店が、今、どうなっているのか、大型チェーン書店のバーンズ・アンド・ノーブル(Barnes & Noble)のニューヨークで最も大きなユニオン・スクエア店(上の写真、中央の茶色い建物丸ごと)へ向かっていたのです。
というワケで、いよいよ、バーンズ&ノーブルへ。まずは、軽く、店内風景と気になったものをいくつか。
以下、ご参考まで。
2階へ上がるエスカレーター前つまり、一番人通りが多い場所にレコードの山2015年からレコード販売に力を入れると発表し話題に以前、『デジタル時代だからこそアナログの魅力!! NYにある大型書店チェーン店が「レコード」の販売を再開』でお伝えしたとおり、これもトレンドの1つ デジタル時代だからこそ高まるアナログの魅力 今でも人気のビートルズ エスカレーターのすぐ横で興味深いもの発見 中身が見えないように紙に包まれ、紐でとじられ、CSI、Dark Comedy、Urban Fantasyなど、そのジャンルが書かれた本ばかりこれはいったい何でしょう? 答え、”Blind date with a book”「本とのブラインド・デート」相手のことを知らないままデートするブラインド・デートの本バージョンでも、中身の本が何か知らないままで、売れるんでしょうかね? なお、Reputation Institute調査によりますとバーンズ&ノーブルは、2年連続して”Most reputable retailer in America”「アメリカで最も評判の良い小売店」に選ばれているそうです
(ご参考)
・https://stores.barnesandnoble.com/store/2675:公式、Union Square店
Add: 33 East 17th Street New York, NY 10003
Hours: Sun 10-10/ Mon-Sat 9-10
【夏のユニオン・スクエア公園、今だからこその見所スポット・お店など】
・夏のニューヨーク、ユニオン・スクエア公園の様子
・通りすがりの人も自由参加、NYならではの街角ラップ合戦
・ユニオン・スクエアでBanksyさんのアート作品が40ドル⁉
・ニューヨークのPetcoで進行中のペット・フード革命、JustFoodForDogs
・バーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)のユニオン・スクエア店
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