期間限定で登場したクリエティビティを刺激するたっくさんのアート作品・・・。ここはギャラリーでも美術館でもありません。ダウンタウンにある
World Financial Centerの通路。なんと、これ、すべての作品が食べ物の缶詰でつくられている!!!っていうユニークなアート・コンペティションなのです。その名も、Canstruction(カンストラクション)。
ネーミングからして面白いですね。日本語に訳したら、『缶建築』って感じ?英語の「can=缶」と「construction=建築」からできた造語だと思います。
主催団体は、Society for Design Administration (略してSDA)。そして、アート作品を作ってるのは、実は、建築家や建設業者の方々と、後はそういう分野を専攻してる学生の方々。つまり、大きなビルとか建てる特殊技術も駆使されてるってわけ。
でも、なんでまた建築関係の皆さんがこのイベントをはじめたの?って思いますよね。実は、このイベントの目的は、飢餓との戦い(the fight against hunger)のための社会貢献なんですよ。1992年あたりから続いているそうで、これまでに1,000万ポンド(=4,536トン)の食料を寄付したのだとか。
よく見ると、アート作品に使われている食べ物の缶詰はすべて未開封になってます。アート・イベントが終わったら、これもすべて寄付されるんでしょうね。素晴らしい!期間は、12月初旬まで、World Financial CenterのThe Winter GardenとThe Courtyard Galleryにて開催中。無料で見れますが、寄付用の食べ物の缶詰を持参してくと喜ばれるそうです。
プロの技ですね缶詰でつくったハートスヌーピーまで!色の表現がすごいです首のバランスがすごい!そして、湖まで缶詰
〔ご参考情報〕
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www.canstruction.org(公式サイト)
●開催期間(どちらもWorld Financial Center内)
The Winter Garden - 22 sculptures. Nov 20-Dec 2, 7am-11pm
The Courtyard Gallery - 18 sculptures. Nov-Dec 8, 9am-5pm
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Society for Design Administration(公式サイト)
食べ物の缶詰を使ってアート作品をつくるっていうアイデアからして、面白いですよね。また、着色は一切してなくて、普通の缶詰のラベルの色を使ってうまく表現してるんですよ。どれも普通にスーパーとかで見かける缶詰だし、チビッ子たちも大喜びしてました。クリエティビティへの刺激たっぷり。多分、家に帰ったら自分で作ってみようって思う子も多いんじゃないでしょうか(笑)。
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