この時期、アメリカでは、年に一度の大セールがあちこちで開催中。その経済効果や特色などに注目が集まることも・・・。例えば、NRF(全米小売協会)の”
2017 Retail Holiday Planning Playbook”によると、66%の人々が50ドル以下でプレゼントを探すとか。そう言えば、
前回の記事でご紹介したシルクのスカーフも45ドルでしたね。
経済専門誌フォーブスの今年のホリデー・シーズンに関する
報道でも、ホリデー・シーズンのセールが、年間売り上げの25~40%を占めるなど、その重要性を指摘しつつ、今年一番の大セールの行方について様々な予測が報じられています。
例えば、
NRFによると、今年のホリデー・セールでは、消費者は一人平均$967.13(1ドル=110円換算で約10万円)を費やし、売り上げ全体では、
対前年比3.6~4%増で、6,780~6,820億ドル程(76.4~76.8兆円)に達するとの予測。
また、11月~1月までと長めに期間を設定した
Deloitteの予測ですとさらに強気で、
対前年比4~4.5%増、1兆400億ドル~1兆500億ドル(104~105兆円)。
その他、
Adobe Digital Insightsの予測では、
対前年比3.8%の成長率とのこと。
堅調な米国景気を背景に、今年のホリデー・セールの売り上げは、全体的に軒並みプラス成長になるとの予測。
たぶん、景気が良いと、消費者の動向や心理を調査しやすかったり、調査・研究する意義がより大きくなるのでしょうね。今年の米国のホリデー・セールに関しては、いろいろと興味深い予測や調査結果などが報じられてます。以下、その一部をご参考まで。
輸入の伸びがすごい
アメリカの国内景気が良好で根強い内需の存在が一目瞭然
日本のような諸外国にとっては輸出の大チャンス”2017 Retail Holiday Planning Playbook”より
世代別どこからプレゼントのアイデアを得るか
ここにきて、テレビの価値が改めて見直される流れに
”2017 Retail Holiday Planning Playbook”より
9~10月頃にはだいたい決めてる?!
プロモーションの時期がどんどん早まってるそうですNRF調査、プレゼントに使う金額の推移NRF調査、プレゼント以外の
ホリデー関連に使う金額の推移NRF調査、その他の伸びがすごいNRF調査、オンライン強いNRF調査、アメリカ人が欲しいホリデー・ギフトの1位は?
洋服やファッション・アイテムが圧倒的〔ご参考〕
・
Positive And Negative Factors That Could Impact Holiday Retail Sales[NOV 6, 2017 - Forbes]
この他にも興味深いデータがいろいろ出てますので、米国市場に関するマーケティング関連のお仕事されている方々はざっと見ておくと良いと思います。なんとなく、予算50ドル以下、日本から輸入した(=日本で買ってきた)いい感じのファッション・アイテムとかですと、今、アメリカ人に喜ばれるホリデー・ギフトにピッタリかもしれません。
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