4月18日、ニューヨークで全米最大規模(過去に
全世界最大とも)の「テックデー・ニューヨーク」
(TechDay New York)が開催されました。これは、テック系ほか多種多様のスタートアップ企業(英語ではStartups)の起業家さん達を中心に、地元ニューヨークの産学官の関係各所から大勢の方々が集まる1年に一度の大イベント。
6回目となる今年の会場はピア92。
アーモリー・ショーでお馴染みの広大な展示会スペースです。主催者発表によると、575ものスタートアップ企業が集まり、参加者は3万5000人に達する見込み。
例年、夢のあるスタートアップ企業に投資したい人、支援したい人、就職したい人等々いろんな人々が集まるわけですね。うーむ。
そんな感じでTechDay New York関連情報を見ていくと、ものすごくしっかり運営されてる印象ですが、実は運営の手腕のレベルはひじょーに低く学生の文化祭レベル。
わざとそうしてるんじゃないの?と思うほどひどくて、例えば、起業家の話が聞ける有料イベント(
Access、$235)に登場すると公式サイト上で紹介されていたNYの
PR会社で広告代理店のWORNでHead of Strategyを担当するCAROLYN RUSHさん(今もその
公式ページ残ってます)。なんと、当日、彼女は来ません。現場にあった公式案内書に彼女の紹介はカットされ載ってません。事前の通告なしです。
つまり、朝11時開始予定だった彼女のお話を聞きに来た方は、現場についてはじめてその講演がないことに気づくことになるわけです。有料イベントなのに。
一事が万事という感じで、会場の照明もアーモリー・ショーと比べるとかなり暗め。なんで? 基本中の基本なのに。
会場で見かけたマップはマップとして機能してません。なぜなら完成してないから(笑)。ブースがいくつも出展しているスペースも、なぜか空白のまま掲示されているのです。もはや笑ってしまうほどの運営手腕のなさ。逆にすごい。もう、ここまでくると、わざとそうやってるのだとか考えられません。きっと、スタートアップ企業の方々へ
「すべてを万全に準備してから取り組めることはないのだよ」みたいなメッセージをイベント通じて伝えようとしてるのでしょう(笑)。
なので、日本からも含め、これからTechDay New Yorkに参加しようってお考えの方々は、運営の対応が信じられないほど悪かったとしてもビックリしないように心の準備しておくといいかも。
あと、運営はこんな感じでも、全米、全世界最大規模の現場の熱量はすごいです。あちこちに笑顔、笑顔、笑顔。会場にいる数百名もの方々が、誰かに雇われているのではなく自分で事業を立ち上げ、好きなことやってる起業家さんや、創業早々の初期メンバーの方々なので、やっぱり、ここでしか感じられない独特のいい感じの雰囲気ありますよ。
以下、現場の様子をほんの一部ですがご参考まで。
とってもいいお天気にぎわう会場地元NYのコロンビア大学ビジネス・スクールのブース先日ご紹介したDreamitのブースなど
あと、The YardはWeWorkのライバルで例のトレンドが背景かといろいろ楽しいディスプレイもあちこちに笑顔いっぱいのTechDay New York起業家さんたちが集まるいい感じの雰囲気〔ご参考〕
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https://techdayhq.com/new-york:TechDay New York公式
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