一流モデルさん(モデルだけで年収5億円超)でありながら、NYでIT起業家目指して勉強中に
最もイノベイティブでインスパイリングな女性にも選ばれたカーリー・クロス(Karlie Kloss)さん。そんな彼女が、ファッション誌「ヴォーグ」(Vogue)3月号の特集で、
日本の伊勢志摩で撮影してきた和風で芸術的な写真を公開したところ、いろんな意味で話題に…。
ちょっと奇妙な演出もありますが、黒髪、着物風ドレスなど日本文化を好意的に取り入れてくれてまして、たぶん、一般的な日本人の感覚だと「綺麗、美しい、素敵」って反応が多いと思います。
ところが、
なぜかもっぱら日本人以外の民族や人種の方々から、この写真は「日本人に対する差別だ、馬鹿にしてる、黒髪のカツラとかかぶせるくらいなら日本人のモデルを使えばいい」等々の厳しい批判や苦情が噴出。実は、アメリカでは、ちょっとした社会問題的なニュースになってたんですよ。
例えば、Metro UKの「
ヴォーグは多様性を正しく理解してない」(
"Vogue just can’t get diversity right")とか、Fashionistaの「
この2017年に、なぜあんな芸者写真を撮影することになったのか?あと相撲取りも」(
How, in 2017, did this 'VOGUE' shoot of Karlie Kloss dressed as a geisha happen?)とか、NBC Newsの「
スーパーモデルのカーリー・クロスがヴォーグの黄色い顔問題で謝罪した」(
Supermodel Karlie Kloss Apologizes After Yellowface Allegations for Vogue Shoot)、その他、
NY magazineや
huffington post等々からもツッコミが。
そうなんです。かわいそうなことに、この騒動に関連してカーリー・クロスさんご本人が謝罪の
ツイートも出してるんですよー。うーむ。
あのぉ、日本人の皆さん、この一件についてどう思います?
・・・というのも、これまでこのブログでご紹介したものだけでも、ケイティ・ペリーさんの
超日本的な歌番組のステージとか、グウェン・ステファニーさんの
「ハラジュク・ミニ」とか、NYの子ども博物館での
日本文化の特別展とか、米人気ドラマ「GIRLS」の
日本ロケ・シーンとか、その他にもいーっぱい日本人じゃない方々が表現した日本や日本文化のイメージを数え切れないほど見て参りましたが、それらと比較して今回のヴォーグの特集が格別悪かったかというと、そんな気ぜんぜんしないんです。
むしろ、わざわざ日本の伊勢志摩までロケで訪れてくれて、どこで探したのかお相撲さんっぽい方までキャスティングして、冬の寒さの中いろいろ手間隙かけて芸術的な写真を撮影してくれるなんて、普通の日本人の感覚なら、ありがたいですねーって感じだと思うんですよ。
ざっと報道見たところ、この「神隠し」(Spirited Away)と題したヴォーグの特集を批判してる日本人らしき人物は一人もいないようですし、なぜそうなるのか謎なのですが、日本人以外の方々がやがらに勝手に過剰に騒いでるように感じました。まぁ、そういう意味では、まさにSpirited Awayって感じ? 不思議~。
以下、そのヴォーグの特集記事をご参考まで
めっちゃお洒落で素晴らしいですよねこんな感じの紙面これも素敵衣装のバリエーションも豊富わざわざ黒髪ロングにしてこのドレスですよなぜこれで批判や苦情しようってなるのでしょう?まだまだありますお相撲さん風の方までキャスティングしてるんですよーちなみに、この2017年3月号は125周年記念ということで
全体テーマが女性の美しさの革命とか多様性でした
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