前回の続きで、恵まれない方々へ食べもの(缶詰)の寄付を呼びかけるユニークなアート・イベント、「カンストラクション」会場から。ちょっと行列できてたので何かと思ったら、地元のお料理学校、
The Institute of Culinary Education (略してICE)が、デザートを無料配布する試食テーブル出してました。「カンストラクション」にちなんで、缶詰の食材を使ったデザートなのだとか!!
しかも、この現場には、ICEのチーフ・インストラクターで著書(
Desserts for Every Season)も出してる凄腕ペイストリー・シェフ、Jenny McCoyさんも!! エースが自ら陣頭指揮!!
お金や食べ物をただ寄付するのではなく、缶詰使ったアート作品のコンペを開催し、より多くの寄付の呼びかけも行おうという「カンストラクション」。そのユニークな発想がさらにユニークな発想(例えば、この缶詰の食材を使った美味しいデザートの提供、等)を誘発して、自分たちのできることから協力しようという人々が増え、自然に集まる、というわけ。
ユニークで楽しいアイデアはそれに触れた人々に刺激を与え、さらに別の楽しいアイデアを誘発するキッカケになるという「アイデア連鎖」の好事例。特に、世の中のためになることをやろうという社会貢献活動においては、こういう「アイデア連鎖」は重要。
常に新しい何かが、ニューヨークで続々と生まれてくる本質的な理由(要因?)とも少なからず関係あるかなと思います。
オフィスビルなので行列にスーツ姿の方々多め笑顔で作業するスタッフの方々いろんな種類のデザート出してくれてますしかも、めっちゃおいしい
〔ご参考〕
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https://www.ice.edu/:ICE公式
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www.jennymccoy.com:Jennyさん公式
【関連ログ】
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缶詰アートのカンストラクション(Canstruction)2015
世界中から多種多様な文化、価値観、ライフスタイルを持つ様々な人種や民族が集まっるニューヨークでは、日常的に、いろいろなアイデアが飛び交っています。その中でも、世の中のためになったり、みんなをハッピーにするアイデアは、ものすごいスピードで拡散、伝染し、さらに別の新しいアイデアを生み出していく傾向があるように感じます。
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