NYで開催中の「ニューヨーク・ファッション・ウィーク」(New York Fashion Week、略してNYFW、日本で言うところのNYコレクション)関連の話題を1つ。
先日 お伝えしたとおり、近年、NYFWが力を入れているのは、より良い未来を築いていくための社会的なメッセージの発信。昨年、今年と相次いで車椅子のモデルさんや、ダウン症のモデルさんが史上初めてランウェイにご登場。
そして今度は、16歳まで普通に健康だったのに、突然、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)という難病で四肢麻痺になってしまった、まだ18歳の女の子、ミーガン・シルコット(Megan Silcott)さんがランウェイへ・・・。
一時は歩くことさえできなくなり、お医者さんも一生歩けないとだろう・・・と告げられたのに、壮絶なリハビリを経て補助つきで歩けるようになったというミーガンさんの奇跡を聞きつけたデザイナーのNina Perdomoさんが、「もし良かったら・・・」 とオファー。
当然のことながら、地元ニューヨークの
テレビ 、
新聞 、
インターネットメディア などで「スタンディング・オベーションだ」とか「ファッション業界への夢を持っていたミーガンさんの夢が実現した」などと続々とニュースに・・・。
ミーガンさんは、同じような難病を抱えていたり身体に障害がある方々にはもちろん、多くの健常者の人々にとりましても「小さなことで悩んでる場合じゃないよね」などと、勇気や希望をあたえてくれる特別な存在と言えるでしょう。以下、ご参考まで。
左写真:デザイナーのニーナさんと車椅子のミーガンさん 勇気や希望をあたえてくれる特別な存在
ABCのGood Morning Americaでもニュースに
VIDEO
ランウェイ前の気持ちを語るミーガンさんの動画
〔ご参考〕
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Paralyzed Teen Megan Silcott Walks in New York Fashion Week
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Formerly quadriplegic teen opens New York Fashion Week show
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Formerly Paralyzed Teen Megan Silcott Rocks The Runway At New York Fashion Week
ほんの数年前まで、ファッションショーのランウェイに、車椅子の方や、ダウン症の方や、四肢麻痺から壮絶なリハビリでなんとか歩けるようになった方などがモデルさんとして登場するなんて、誰も思いもしなかったでしょう。世界中から注目を集めるNYファッションの最前線で、今まさに起こっている変化です。
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