4月26日に行われた女子大学ソフトボールの試合で起こった、真のスポーツマンシップを感じさせる素晴らしい出来事が話題を呼んでいます。場面は、2-1の1点差でフロリダ・サザン(Florida Southern College)がリードする中、迎えた最終回の7回表、エカードカレッジ(Eckerd College)の最後の攻撃。2アウトながらも、ランナーは1、2累で一打逆転のチャンス。
ここでバッターは、1年生ながら3番を打つ強打者のカラ・オーベラー(Kara Oberer)選手。
対するピッチャーは、大学4年生で、本格的な試合としては、この試合が子どもの頃から打ち込んできた女子ソフトボールの最後の試合となるチェルシー・オグリビー(Chelsea Oglevie)選手。これまでの集大成を見せる気合の入った投球であっという間に、2球で2ストライクを取った後、無情にも、3球目でオーベラー選手に逆転ホームランを打たれてしまうのです。
ところが、ダブルヘッダーだったこの日の1試合目で膝を負傷していたオーベラー選手は、なんとか一塁まで足をひきずりながらきたものの、痛みのあまり動けなくなり泣き崩れてしまいました。咄嗟に事態を把握したオグリビー投手たちは、オーベラー選手のもとに駆け寄ると、彼女の肩を抱きかかえ共にベースをまわることに。スタンドからは大きな拍手が・・・。
7回裏、フロリダ・サザンの攻撃は0点に終わり、結局、このオーベラー選手のホームランが決勝点となって、
エカードカレッジが4-2で勝利し、最後の試合だったオグリビー投手は負け投手になってしまったのですが、オグリビー投手こそ真の勝者、真のスポーツマンだと大絶賛されています。以下、ニュース映像などご参考まで。
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