近年、アメリカで起こってる最新トレンド。それは、ハロウィン(Halloween)の拡大。本来、毎年10月31日の晩に行われるケルト人の収穫感謝祭だったものが、年々拡大してまして、今では9月下旬から11月上旬までハロウィン・シーズン。すっかり家族で楽しめる秋の季節行事として定着したと
ニュースでも報じられてます。
毎年10月31日の晩に開催される世界最大規模のハロウィン・パレード他、数々の関連イベント目白押しのニューヨークでは、お店にハロウィン・コーナーが登場してるのは当たり前。
なーんと、早くも9月中にブルックリンで開催されたハロウィンとはぜんぜん関係ない
パレードに、ハロウィンの仮装コスチュームを着て参加するチビッ子や大人が続出!!! ハロウィンそのものがあまり一般的じゃない日本の方からすると「なんでこんな人気あるの???」って不思議に思うかもしれませんが、この現象には「お祭り好き」だけでは済まされない、ちゃんとした理由があるのです。
ニューヨークでは「自分らしく、ユニークな存在であることこそ素晴らしい」という考え方が極めて一般的。その素晴らしさを伝える機会もいーっぱい!!!
例えば、子供向けの絵本のテーマはだいたい「自分らしさの素晴らしさ」を伝えるものですし、毎年、大きな注目を集めるクリスマス・シーズンのデパートのショーウィンドウのデコレーションのテーマに、
"the importance of being who you are"(あなたであることの重要性)とか、
"No two snowflakes fall in exactly the same way"(まったく同じように降る雪の結晶なんてない=みんな一人一人違う)なんてフレーズも・・・。
そんなニューヨークでは、子どもも大人も誰もが自由に、自分で選んだり、自分で作ったりした自分らしい格好に仮装できるハロウィンは、かなり多くの方々の共感と支持を得やすいんですね。「トリック・オア・トリート」 (Trick or Treat)の習慣など、家族みんなで楽しめるということもあって、すっかり秋の季節行事として定着、拡大中ってワケなのです。
9月中のパレードでもうハロウィンの仮装お店にハロウィン・コーナーもお菓子もハロウィン・バージョンにバービーのパンプキン加工キットキティちゃんのパンプキン・デコレーティング・キットかわいいオバケのクッションとかも
世界中から様々な民族や人種が集まってるニューヨークでは、人口の98%が同じ言語と文化を持つ日本人で、協調性に極めて優れ、何かと言うと「世間体」や「他人の目」が重視される日本とは異なり、日頃から、多種多様な『文化や価値観の違い』をみんなが尊重しあって暮らしてるんですよー。これも、ニューヨーク独自の魅力の1つと思います。
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