ニューヨーク・アニメ・フェスティバルは「日本祭り」状態?! 出版社、玩具・ゲームのメーカーのほか、日本のポップカルチャーを代表するいろんな日系企業ブースがいっぱい。昨年は、アメリカ発上陸&初出展したボーカロイド・ソフトの「初音ミク」ブースが話題になりましたが、今年、日本から初参加したブースの中で一番目立っていたのはココでしょう!!! 日本生まれの動画配信サイト、「ニコニコ動画」(
www.nicovideo.jp)。
なぜかいつものロゴ・マークじゃなくて、米国向けの赤い新しいものになってますが、名前はそのままニコニコで英語表記は"niconico"。
英語版サイト(
www.niconico.com)もすでにちゃんとありまして、このブースでは、英語版サイト向けのインターネット生放送(いわゆるニコ生)も放送中。
内容は、ブースを訪れた方々へのインタビュー。コスプレ姿の方々がたくさんいるので自然に盛り上がります。
ニコ動スタッフのレポーターが、大型スクリーンの画面に流れていく視聴者からのテキスト・メッセージに受け答えしながらインタビュー・・・という、まさに双方向テレビ。ニコニコ動画の特徴が分かりやすい演出。観衆も集まりやすです。
ニコ動ならではの略語表現、例えば、wwwwwwwwww=LOL、ノシ=Hand Waving(手を振る)、ktkr="it's here!"(キタコレ)、8888888=Hand Clapping(パチパチ・・・、拍手)等などについての簡単な英語での説明も。英語と日本語では略語表現もずいぶん違うので、アメリカの方々はそれを見てるだけでも楽しめるのでしょうね。もちろんブースには来訪者用にパソコンも用意。手軽に会員登録してニコニコ動画を体験できるようになってました。
インターネット生放送中大型スクリーンに流れる視聴者からのテキスト・メッセージブースでニコ動体験もひろゆきさんも来てました会員になってオリジナルTシャツもらってた女の子たち
〔ご参考〕
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www.niconico.com:英語版niconico
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www.nicovideo.jp:日本語版ニコニコ動画
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New York Anime Festival:公式サイト
【ニューヨーク・アニメ・フェスティバル2011特集】
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何か分からないコスプレ編:ユニークなコスプレいろいろ
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バンダイブース編:ガンダムやゴジラがどーん
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日本のキャラのコスプレ編:日本のキャラクターがいっぱい
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あのニコニコ動画がニューヨークに!!!:会場からインターネット生中継も
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あの「ウサ耳」少女の謎が解けました:アドベンチャータイムのフィオナちゃん
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史上最多10万5千人来場!!! NYアニフェス&コミコン
国際展示場のジャビッツ・センターでは、ギフトショー、テキスタイルショーなどなど日本から数多くの企業が参加してるものもたくさんあって、日本政府(担当はジェトロ・ニューヨーク)がサポートしてるものも多いんですけど、こういう感じでブースからのインターネット生放送やってみたら効果的なプロモーションになるような気がします。こんなに手軽にできるのだからやらない方が不思議なくらい。参加企業が独自に・・・というよりも、ジェトロさん担当とかでやったら効率も良いでしょう。必要なのは、市販のデジタルビデオ・カメラ、マイク、ノートブックパソコン、巨大モニター、インターネット接続、あとはniconico(またはUstreamでも、Livestreamでも)の専用アカウント(例えばJapan Culture from Javits Center New Yorkとかいうチャンネル作るとか?)くらいですしね。「ニューヨーク」、「ジャビッツ」、「ジャパン」の3つのキーワードなら、全世界からのアクセスも期待できますし、アーカイブ化して継続すればするほど影響力も高まると思います。
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