これもニューヨークらしいニュース?! この度、ニューヨークを拠点に活動するスパイダーマンさんとニューヨーク市がコラボして、市の職業斡旋&訓練施設を案内する無料のコミック本が登場しました。タイトルは、"AMAZING SPIDER-MAN: YOU’RE HIRED”(素晴らしいスパイダーマン、君を採用する)。
企画概要だけ聞いたら、漫画好きなNY市関係者が同人誌的なノリで作ったのかと思いきや、極めてマジメで本格的な企画なんですよ。
まず、このコミック本にはブルームバーグ市長がドーンと出演(笑)。スパイダーマンの権利管理会社のMarvel 代表者や、スパイダーマンさんを交えたNY市主催の共同記者会見まで開かれ、Marvelからは無料のコミック本の他、iPhone、iPod Touch、iPad 用の無料アプリも用意されるんだとか。
そのほか、市の職業斡旋&訓練施設(
WORKFORCE1)のウェブ上にもスパイダーマンさんが登場し、案内役を務めてます。失業してる方々へのコミュニケーション方法として考えると、これ不謹慎じゃないの?って感じしますけど。大丈夫なんでしょうか。興味深いです。
コミック本、漫画、アニメって言うと、やっぱり米国では日本よりオタク向けというか、一般成人向けのものじゃないような印象ありましたけど、案外、もうそうでもないのかも? いつの間にかアメリカでも、漫画が広く受け入れられるようになってきたとか???
スパイダーマンに決めポーズを習うブルームバーグ市長NY市の職業斡旋&訓練施設サイト(WORKFORCE1)かなり丁寧に案内してくれます変身前のPeter Parkerじゃなくてスーパーマンってところがなんとも・・・無料コミック本の表紙〔ご参考〕
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NY市のプレスリリース・
Marvel社からの発表もしかして、日本のハローワークにも人気漫画じゃなくても何かキャラクターとかあるのかな?と思って検索してみたんですけど、特にそういったものはないみたいです。日本の感覚だと失業してる方々へのアプローチに漫画ってないのでしょうね。そのへんの感覚はアメリカでも極端に日本と違わないと思ってたのでこのニュースにはビックリ。アメリカでも漫画に対する人々の意識が変わってきたっていうこと?ほかに理由があるとか?ちょっと気になります。 ※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」